12.「欲の影」を調和に導く理由と注意事項【新・魂の世界の物語 〜欲の影を調和に導く前に①〜】

なぜ「影の調和」をするんだっけ?
気をつけることは?

『魂の世界』の案内をしている『魂』です。名前はありません。

今回は、『個魂』が地球上で「欲の影を調和」をする「理由」をおさらいし、実践するにあたっての「注意事項」をお話しします。

目次

27.「欲の影」を調和する理由:おさらい

欲の影を調和する「実践的な方法」をお話しする前に、欲の影を調和する「理由」をおさらいしておきましょうか。

「理由」が明確でなければ、「目的」がかすみ、行動に移すことができなくなったり、躊躇して立ち止まってしまったり、また、欲の影の部分をエゴとして優先し、調和とは反対方向へ向かう可能性があるからです。

それでは改めて、「欲」の「影の部分」を調和する理由をお話しします。

欲の「影」の部分を調和する理由をひとことでいうと「地球を調和するため」です。地球を調和するための段階的な「手段」が「影の部分の調和」であり、「影」は主に「欲」により発現する、ということです。これは、【第9章 個魂が地球に移動する目的と理由】や【第14章 地球を調和に導く順序】、そして【第25章 欲の特徴】、【第26章 欲の光と影】でお話ししましたね。「地球の調和」については、【次々節】でまとめます。

「調和」は面倒?重荷?自由はだめなこと?

【第9-2.地球での解釈】では、地球を調和することに対して、「抵抗感を感じる必要はない」ことと、「幸せを感じながら生きることができる」ということをお話ししましたね。

とはいえ、「地球を調和するなんて壮大な目的、面倒だし、荷が重い。好きなことをして自由に生きたらだめなの?」そう思われるかもしれませんね。その答えは2つです。

1つ目の答えは「自由に生きてください。自由に心地よく楽しく生きることが欲の影を調和することにつながります。」

そして2つ目の答えは「あなた方は『個魂』です。『魂』の記憶を忘れているため仕方のないことですが、本来、『個魂』にとって「調和すること」は喜びなのです。」

少しだけ補足を加えて説明しましょうか。

「自由」について

「自由」は、身勝手という意味ではありません。私たち『魂』のいう「自由」とは、『個魂』が地球へ移動する際に持参した「シナリオ」であり、「”個魂“の心」のことです。

【第○章】でお話しする「影を調和に導く実践方法」や【第○章 シナリオの保証】でも、「心地よさ」、すなわち「生きがいの気持ち」を判断基準に挙げていますが、その「心地よさ」を選択して「幸せに暮らす」ことができる、という自由です。

しかし、「身勝手な自由」を我慢する必要はありません。もし、あなたが「身勝手な自由」を選択した場合には、それが「影」として現れるだけです。【第14章】でお話ししたように、その「影」は、調和する事柄が「あぶり出された」と解釈することができるため、「影」に気づき、その「影」を調和に導くことができるのです。影をあぶり出すために『個魂』が地球へ移動し、身体に宿って活動している、ともいえます。

「身勝手な自由」ばかりを選択するのはおすすめしませんが、「自己内部の調和」が進めば自然と「身勝手な自由」を選択することがなくなっていくため、自由に心地よく、楽しく生きてよいのです。それが「”個魂“の目的」なのですから。

「調和」について

「調和を進める」ということを堅苦しく感じたり、難しく考える必要はありません。「調和を進める」ということは、あなた方『個魂』にとっても「地球上で暮らしやすくなり、幸せになる」という嬉しい結果をもたらします。

「幸せになるんだ♪」「苦しみから開放されるんだ♪」など、楽しみながら調和を進めてください。ただし、これらの楽しみを義務化したり、強制的に思い込もうとして調和を進めようとすると「影」が現れることもあるので、注意が必要です。

そしてもし、「調和」を進めている段階で、あなた方の内部に存在している『個魂』に気づき、『個魂』を感じることができたなら、『個魂』からのメッセージや、『個魂』を通して『中魂』や『大魂』からのメッセージを受け取ることができるようになります。すると、さらに充実感に満たされ、さらなる幸せと安心感に包まれることでしょう。

「調和」が進み、『魂』との通信を思いのままにできるようになったなら、【第○章】でお話しする実践方法ではなく、あなたに伝えられる『魂』からの直接のオリジナルメッセージを受け取ることで、さらに調和をスムーズに進めることができるようになります。

ただし、そのときには、本当に『魂』からのメッセージかの判断はしてくださいね。『魂』からのメッセージの判断方法は【第○章】でお話しします。

「地球の調和」のおさらい

先ほど、欲の「影」の部分を調和する理由は「地球を調和するため」とお話ししましたね。「地球の調和のため」というと、たいていの人は「自分には関係ない」として、「他人事」に感じてしまうものです。

しかし、あなた方『個魂』は地球という物質世界で活動していますね。「地球」の空気を吸い、水を飲み、食事をとるなど、「地球」と無関係とはいえません。仮に、「地球」が混沌とした世界と仮定するなら、「地球を調和すること」の意義を見いだせるのではありませんか?

現在の「地球」を観ていると、混沌としてはいなくても、「混乱が度々起きている」ことは確かなようです(私たちの言葉でいうなら、混乱は「影」ですね)。このように考えると、「自分にも関係のあること」として受け入れられるのではないでしょうか。

そこで、「地球を調和」する理由や方法、そして、『新・地球世界』のことなどを「おさらい」として簡単にまとめてお話ししましょう。

地球を調和する「理由」

まずは、地球を調和する「理由」についておさらいしましょうか。

地球を調和する理由をひとことでいうと「地球と”大魂“とをドッキング(調和)するため」です。地球の周波数を『大魂』に合わせるために、『個魂』が地球へ移動し、「地球を調和する」という役目を担っています。これは、【第9章 個魂が地球に移動する目的と理由】でお話ししましたね。

「地球と”大魂“とがドッキング(調和)」する理由は、「宇宙の構成に参加し、宇宙の一員になる」ためです。これは、太古のお話として【第10章】でお話ししました。ドッキング後の「地球」は『新・地球世界』とよびますが、『新・地球世界』については後ほどまとめます。

地球を調和する「方法」

地球は物質的な世界のため、調和はゆっくりと段階的に進みます。「自己内部の調和」、「人と人・人とモノとの調和」、「人と地球との調和」と進み、地球が「完全に調和」すると、「地球と”大魂“との調和・ドッキング」が開始されます。これは【第14章 地球を調和に導く順序】でお話ししました。

地球を調和するための具体的な実践方法については、【第○章】でお話しします。

『新・地球世界』の幕開け

【第17章 「地球」と『大魂』のドッキングが完了】すると、【第18章 『新・地球世界』】が幕を明けます。

『新・地球世界』は、これまでの「物質世界・地球」とは【第19章 バランスシステム】が完全に異なります。また、『個魂』が物質的に生きることができる【第20章 仮想空間】も新・システムのひとつです。

これで、「欲の影を調和する理由」のおさらいを終わりますね。続いて、「欲の影の調和」を実践するにあたっての注意事項についてお話ししましょう。

28.「欲の影」を調和する際の注意事項

【第○章】では、「欲の影」を調和する実践的な方法についてお話ししますが、その前に、注意事項をいくつかお話ししておきます。

マニュアルとして捉えずに、いろいろな現象に当てはめて、楽しみながら応用してください。

影の調和の「全体像」を把握する

「欲の影」を調和に導く順序の基本は、「影の発現」→「気づき」→「表現」→「行動」→「理解」→「尊重」です。

しかし、必ずこの順序で調和が進むわけではありません。ときには同時に進み、ときには行ったり来たりを繰り返しながら調和は進んでいきます。

「地球の調和」の段階的ステップも忘れずに

「影の調和」は、「地球を調和」するための手段です。そのため、地球の調和の過程も把握しておきましょう。

「地球の調和」の段階的ステップは、「自己内部の調和」「人と人・人とモノとの調和」「人と地球との調和」です。

このステップは、同時並行的に進み、3つのステップのそれぞれの過程で「影」が発現します。地球を調和する3つのステップは【第14章】でお話ししています。

影が発生する「メカニズム」を思い出す

「影」は、主に「欲」が「モノ」のように働くときに発生し、「欲」は、主に「脳(身体)」や『個魂』から「生存するため」の本能として発生します。詳しくは【第25-1-1 欲が光と影を生じる理由】でお話ししましたね。

そして、「影」を生じると【第26-1 影として発現した場合】のように、様々な作用が現れます。その「影」を調和に導きます。

「脳の心」と『魂の心』を区別する

「影」を調和する過程では、心や気持ちなどに焦点を当てることが多くなります。その際に「脳の心」で思考するか、『魂の心』で感じるかで、「影の調和」の進み方が変わります。

感情のシステム。魂と脳との感情の違い

また、場合に応じて、分析や判断、そして決断をすることも生じるでしょう。もしかしたら、勇気を必要とする行動をとらなければならないことがあるかもしれません。そのような過程の中で、「脳の心」で思考するか、『魂の心』で感じるかで、影が調和されず、再び影が生じたり、影が濃くなることがあります。「脳の心」や『魂の心』について詳しくは【第○章 感情のシステム】でお話ししますね。

いくつか具体例を挙げてみましょうか。

「脳」で思考してコントロールしない

「脳」で思考してコントロールしようと思うと、それは再び「影」を生じたり、「影」を濃くすることに繋がるため注意が必要です。

しかし、思考でコントロールしようとすることで再び「影」が発現しても、心配する必要も、反省する必要も、後悔する必要もありません。ただ、「気づいて」調和の歩みを進めていくだけです。

「影の調和」を続けるにつれて次第に理解が深まり、理解が深まれば「調和の過程」で再び「影」が発現したり、「影」が濃くなったりすることが減少していきます。楽しみながらチャレンジしてください。

「善」や「正義」を意識しすぎない

「調和」というと、「どうしたら丸く治まる?」とか「みんな仲良くするには?」など、「脳の思考」で考えがちです。そして、その根底とする定義として「善=正義」を意識する傾向があります。

「善」や「正義」を意識しすぎると、「押し付け」たり、「我慢」したりなどの感情や行為が発現し、その結果として「欲の影」を生じる可能性があります。また、「善」や「正義」は、時代や地域、その他コミュニティになどにより異なる場合もあるようです。地球では「絶対善」や「絶対正義」は存在するのでしょうか。

『魂の世界』では、「絶対善」や「絶対正義」という定義自体が存在しません。もし、そのように「善=正義」を意識してしまったときには、物質的な「脳」だけで思考しているな、と考えてください。意識しすぎず、自然な心、素直でありのままの心で向き合うと調和は進みます。

「犠牲」だけを払おうとしない

ときどき、一人孤独に犠牲を払う人がいます。とても優しい人です。自分一人が犠牲を払い、周りを幸せにしていると思っています。そして、自分は独り孤独に辛い思いをして「みんなが幸せならそれでよし」と我慢しています。ここでいう「犠牲」とは、自分自身の大切なもの、例えば自身の気持ち、時間、お金、モノなどを失わせることです。

このような場合は、「愛」が「モノ」のように働き、「欲の影」を生み出しています。「本当に周りを幸せにしているのか」を考えてみてください。

「幸せの定義」は人それぞれです。「脳」で単純に「幸せの定義」を決めつけ、「周りを幸せにしたい」「喜んでほしい」など、「決めつけた幸せ」を周りに押し付けるような「欲」の現れかもしれません。その「欲」のために、自分が「不幸」という代償を受け取っても良いと思っているのです。これは「欲の影」です。

そしてもうひとつ、あなた方自身に問いかけてみてほしいことがあります。犠牲を払って不幸を受け取りたいですか?それとも、犠牲を払って幸福を受け取りたいですか?と。

自分だけが不幸を受け取るような犠牲の場合は「影」を生じ、周りも自分も幸福になるための犠牲の場合には「光」を生じます。

ですから単純に「犠牲」を止めましょう、という話ではありません。「犠牲」という「失わせる行為」から「光」を生じることもあるのです。あなた方『個魂』がおこなおうとするその犠牲は「光」として発現するのか、または「影」として発現するのかをよく見極めてください。「影」が発現した場合にのみ、調和に導く必要があります。

「幸せの定義」は人それぞれです。危機的な状況をみんなで乗り越えようとして、それぞれの人が皆のために、それぞれの犠牲を払って危機を回避する、これは、「犠牲」を払うが自分も周りも幸せを受け取る「光」となります。

「犠牲を払う」と決めるならば、お互い助け合うという環境で、お互いが犠牲を払い合える環境にいるのか確認しましょう。それができないならば、それは「影」でしかありません。利用されたり、搾取されたりする「影」が増長するだけです。

優しい人にとって「調和」の行為は勇気のいることかもしれません。「断る」などの行動をとらざるを得ない状況が生じるためです。しかし、すべての人が『個魂』だと知り、それぞれが、それぞれの「”個魂“の目的」を遂行しているのだと「割り切る」気持ちをもち、尊重することが必要です。

このような「犠牲を払う」という例のほかにも、「抑圧」や「忍耐」その他など、「光」と「影」のどちらも発現する可能性がある、という事例はとても多いです。いろいろと応用し、気づいてみてください。

「良い気分」「心地よい気分」でも影を生じることがある

よく、「良い気分」や「心地よい気分」でいることをよしとする人がいます。良い気分は「波動を高める」と考える人もいます。

しかしながら、「良い気分」でも「影」を生じることがあります。それは、先ほどの「犠牲を払う」でお話ししたように「良い気分」が「欲の影」として現れることがあるからです。

「良い気分になりたい」これは、「○○したい」という「欲」そのものです。そして、その「良い気分」がどのように取得されたのかによって「光」と「影」のいずれかが発現します。「良い気分になった」という過去形でも同じです。

仮に、自身は「良い気分」だとしても、「良い気分」と引き換えに周りが「嫌な気分」になっていることが往々にしてあるものです。このようなとき、本人は、周りが「嫌な気分」や「不快な気持ち」を持っているとは気づいていません。このような場合は、いくら「良い気分」だとしても「影」を生じます。もし、気づいているならなおさら、強くて濃い「影」を生じます。

反面、自身が「良い気分」で、その「良い気分」が伝染し、周りまで「良い気分」「楽しい気分」になる場合は、「光」を生じます。

自身一人だけが「良い気分」や「心地よい気分」だからといって、それは「調和している」という証明にはなりません。

「調和」を目的としない

あなた方『個魂』が地球で活動する理由は「地球の調和」です、と随所でお話ししているのに、「調和を目的としない」というのはどういうことかと混乱しそうですね。

これは、「調和」を「脳」であれこれと考えない、ということです。「調和」は考えて人工的におこなわれるものではなく、「”個魂“の心」、すなわち『個魂』の光で自然と整っていくものです。

ですから、調和するために「人には優しく」とか、「怒ったらダメ」などと、無理強いしたり、抑圧するものではない、ということです。無理強いや抑圧では「影」を生み出してしまいます。

この場合、教育として「教える」必要があるのでは?と考える人がいますが、「教え」は、「自己内部の調和」もしくは「人と人との調和」に該当するため、「教え」が光を発するという決まった結果にはなりません。「教え」という行動からは光や影のいずれかが出現します。注意して観察してみましょう。

調和を進めるために、気づいたり考えたりすることは必要です。ですが、調和を頭ごなしに決めつけることでは、調和は進みません。

「脳」で考えるだけでなく、『魂の心』で感じたことを「脳」で解釈していくことが「調和を進める」ということにつながります。

ここまで、「欲の影」を調和する理由と、注意事項をお話ししました。「欲の影を調和する実践的な方法」をあなた方にお話しする前に、もうひとつだけ、先にお話ししたいことがあります。

第13話、「自己内部の調和の実践例」に続きます。


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