10.『魂の世界』から「地球」に移動するための準備【新・魂の世界の物語〜様々なシステムの創造〜】

肉体の調整と役割の調整

物質的な身体のシステムってなに?
『個魂』のシナリオや役割とは?

『魂の世界』の案内をしている『魂』です。名前はありません。

今回は、『個魂』が地球で活動する準備として、『大魂』が創造した各種のシステムについてお話しします。

目次

21.「身体」を動かすシステムを創る

【第10章】では、『個魂』が「地球」へ移動するきっかけとなった太古の出来事をお話ししましたね。

宇宙に属する『大きな世界の存在』から、≪「地球」を調和に導き、『大魂』と「地球」とをドッキングさせ、宇宙の構成に参加しませんか?≫と提案されて、私たち『魂』の目的が追加された、あのお話です。

そして、【第13章】では、「地球を調和」に導くためには『魂』を物質世界に適応させ、地球で活動する必要がある、ということから、地球で活動するための「モノ」には人間という「身体」を、「身体」を扱う仕組みには『個魂』が総意で名乗りをあげ、『個魂』が地球上の身体を扱う役目を担うことになった、とお話しました。

「地球」は物質的な世界です。物質的な身体を持たない『個魂』が、『魂』の状態のまま地球上で物質的な行動をとることはできません。『大魂』は、「地球の調和」を進めるための準備として、「地球の身体」という物質的な「身体のシステム」を創りました。

ひとことで「身体のシステム」といっても、準備するシステムは多種多様です。ひとつずつお話ししますね。

まずは、『個魂』が地球上で「物質的な身体」を動かすシステムの創造です。

物質的な「身体」の創造は誰がする?

「身体を動かすシステム」のお話をする前に、まずは、物質的な「身体」についてお話ししたいと思います。

『大魂』は、物質的な「身体」そのものを、「ゼロ/無」から創造することができません。

なぜなら、『個魂』が地球上で活動するための「身体」は、【第13章 魂を物質世界に適応させる】でお話ししたように物質的な「モノ」に該当するからです。物質的な「モノ」の創造は、「地球」と『宇宙エネルギー』に委ねる部分が大半を占めます。「モノ」に働きかけるエネルギーについては【第19章 宇宙エネルギー】でお話ししましたね。

そのため、「身体の創造」の大部分を「地球」と『宇宙エネルギー』に委ね、「地球を調和に導く」ために重要なシステムのみ『大魂』が創造することになりました。

『大魂』が創造したシステムは、これからお話しする「身体を動かすシステム」や、【第22章 地球に移動するシステム】、【第23章 身体の維持システム】のほか、【第○章 魂の記憶の管理システム】、【第○章 感情のシステム】、【第○章 遺伝のシステム】などがあります。

「身体の創造」については『魂の世界』のお話とは逸れてしまいますので、このお話はこれで終わりにして、「身体を動かすシステム」のお話しに戻りますね。

物質的な身体に『個魂』が宿るシステム

『大魂』は、『個魂』が物質的に活動するための「身体を動かすシステム」の前段階として「身体に宿るシステム」を創りました。

これは、【第13章 魂を物質世界に適応させる】でお話ししたような、『個魂』が地球上で「物質的な身体」を扱うためのシステムです。外側から身体を操作することはできないため、「身体の内部」に『個魂』が宿るというシステムを構築したのです。

身体に『個魂』が宿ることで、身体の内側から「身体の操作」を可能にします。また、【第2章 生命の源】でお話ししたように、身体に『個魂』が宿ることで、生命エネルギーが発現し、地球上で人間として生命を営むことができるようになります。

簡単に、分かりやすく例えるなら、乾電池で「エネルギー(動力)を補給する」イメージです。厳密には、乾電池とは働きも考え方も異なるため、「原動力のイメージ」としてだけ捉えてくださいね。

『個魂』の意思で身体を動かすシステム

「身体の内部」に『個魂』が宿るシステムを創ると、次に『大魂』は、「身体を動かすシステム」を創造しました。

このシステムは、【第2章 生命の源】でお話ししたような、地球上で活動するために身体を動かすことができるシステムです。

簡単に例えるなら、先ほどお話した「乾電池」を「”個魂“のエネルギー」に置きかえて考えると分かりやすいです。「体内に宿したエネルギーが、まずは動力として補給され、次にそのエネルギーの意思を使って身体を動かす」このようなイメージです。

個魂が肉体に宿れるようにシステム化

『個魂』が身体に宿ると、「”個魂“を表現する身体」として『個魂』の意思で、地球上で考えたり、行動することができるようになり、「地球を調和に導くために行動する」ことが可能になります。

「身体」に『個魂』が宿り、『個魂』のエネルギー(意思)で身体を動かすシステムを創ると、次は地球への「移動システム」を創造しました。

22.『個魂』の移動システムを創る

『個魂』が身体に宿り、『個魂』のエネルギーで身体を動かすシステムを創り終えると、次に『大魂』は、『個魂』が地球へ移動するシステムを創りました。

「移動」とは、『魂の世界』と「地球」との行き来であり、「行き方」と「帰り方」のシステムです。ひとつずつお話ししますね。

「地球」への行き方(誕生のシステム)

まずは、『魂の世界』から「地球」への行き方のシステムです。

個魂が宿り「子」として生まれる

『大魂』は、『魂の世界』から「地球」へ移動する手段を構築し、基本的な手段として、「人間が誕生する際に『個魂』が身体に宿る」というシステムを創りました。

詳しくは【第○章 シナリオの創作】や【第○章 地球に生まれる『個魂』の気持ち】でお話ししますが、このシステムを使用することにより、『個魂』が地球に移動し、地球で「子ども」として生まれることができるようになります。そして、「子ども」から「大人」に成長する過程で身体や考え方などを地球の環境に適合させ、「地球の調和を導くために活動する」ことが可能になります。

「大人」に成長するにつれて、ほとんどの場合は『魂の記憶』は薄れ、消えていきます。『魂の記憶』については【第○章 魂の記憶を封印する理由】でお話ししますね。

身体から離れる(死のシステム)

『魂の世界』から「地球」への行き方のシステムを創り終えると、次に『大魂』は、『個魂』が「身体から離れる」システムを創りました。

「地球」には「時間」が存在します。動物や植物などの生物は、時間の経過とともに体内の水分が少なくなったり、酸化したりして、だんだんと枯れたようになります。これは地球という物質世界の自然の流れです。

『個魂』が宿る身体も例外ではなく、永遠に「身体に宿り続ける」ことはできません。そのため、『個魂』がそれまで宿っていた身体から抜けるシステムとして、「死」を取り入れました。

『個魂』が役割を終え、肉体としての機能をすべて失ったとき、『個魂』が身体から抜けて、離れることができます。このシステムは「身体から離れる」という働きだけを担うシステムです。ここでいう『個魂』の役割については【第24章 個魂の役割と期間】でお話しします。

『魂の世界』への帰り方(死後の世界のシステム)

「行き方」のシステムと「身体から離れる」システムを創り終えると、次に『大魂』は、『個魂』が『魂の世界』に「帰るシステム」を創りました。

死後の旅路と意識の行方

これは、「地球」から『魂の世界』に帰る手段の構築です。身体から離れたばかりの『個魂』は「地球の環境」に適合している状態です。この状態では、『魂の世界』と『個魂』との波長が異なるため、『魂の世界』に帰ることはできません。

『魂そのもの』の波長に戻る過程を経て『魂の世界』に帰ることができるシステムを『大魂』は創造しました。詳しくは【第○章 死後の旅路と意識の行方】でお話しします。

23.「身体」を維持するシステムを創る

【身体に宿り、身体を動かすシステム】と【移動するシステム】の創造を終えると、『大魂』は次に、「身体を維持するためのシステム」を創造しました。

「身体を維持するためのシステム」とは、『個魂』が「地球で活動している期間」の肉体的なシステムのことです。このシステムは、生きるために必要な「身体の健康状態」や「生存本能」を身体に組み込み、なおかつ『個魂』が「地球を調和に導く」という目的を円滑に遂行するために創られたシステムです。

大まかなシステムをお話しします。

生命の維持システム − 生きるために必要な「欲」

地球上で生きていくためには、「生命の維持」すなわち水分を摂ることや、食べること、眠ることが最低限必要です。また、『個魂』が地球に移動するためには、宿るための身体が必要であり、これは「子孫を残す」ことが重要だということを意味します。

このような、「生命を維持するため」や「子孫を残すため」に必要な物事を「欲」という形で体内に組み込み、『個魂』がその「欲」を認知できるようにシステム化しました。

「欲」には、「食欲」「性欲」「物欲」「睡眠欲」などいろいろありますが、状況に応じて、また『個魂』に応じて変化・変更ができるように、多様性をもたせています。詳しくは【第○章 個魂のシナリオ】でお話ししますね。

この「欲」のシステムは、『個魂』が「地球の調和」をすすめるためにも必要なシステムです。地球上では「欲」が「モノ」のように現れ、その結果として生じた「影」を調和に導くことができます。詳しくは【第○章 欲から生じる光と影】でお話ししますね。

肉体の維持システム − ケガや病気から身を守る機能

「生命の維持システム」の次に『大魂』は、「肉体の維持システム」を創造しました。

これは、身体を健康的に維持するために、「痛み」や「苦しみ」などを感知するシステムです。あなた方の身体の状態を「不調」や「良好」として気づくことで肉体を健康的に維持することができるようになります。

また、安全に生活し、身の危険を回避できるように、「危機管理」や「危険察知能力」などの「守る本能」もシステムとして組み込みました。

感情のシステム − 考える力、感じとる力、感じる力

「生命の維持システム」「肉体の維持システム」の次に『大魂』は、地球上で「心」「精神」「思考」といわれる「感情のシステム」を創りました。

脳のシナプスと個魂の感情の場所のイメージ

生命や肉体を維持するためには、「考える」「知る」「気づく」「感じる」などの「思考や感情」が必要です。また、『個魂』が地球上で目的を遂行するためにも、これらは何よりも重要なシステムとなります。さらに、『個魂』が『大魂』や『中魂』と交信する、「送受信する力」や「判断する力」も必要です。

そこで『大魂』は、それらを組み込み、心・気持ち・感情を「発動するシステム」と、「認知するシステム」を2つに分類して創造しました。

一つは、肉体として「脳」などで認識して発動する「心」で、主に生存本能や生きるための感情として現れる「心」です。先ほどお話しした「生命の維持システム」や「肉体の維持システム」と深い関わりをもつ「心」です。

もう一つは『個魂』から発動する感情で、肉体と『個魂』とのメッセージの送受信や、『個魂』が『大魂』や『中魂』と交信をすることができる「心」です。『個魂』から肉体に送られたメッセージは、感情や気持ちとして肉体的な「脳」という器官で認知されます。

感情のシステム。魂と脳との感情の違い

このシステムにより『個魂』は、自らの目的や『中魂』や『大魂』からのメッセージを受け取って解釈することが可能になり、迷わずに安心して地球で活動することができるできるようになるのです。

詳しくは【第○章 感情のシステム】でお話ししますね。

その他

その他、『個魂』が地球上で活動する上で必要な「身体のシステム」は、『個魂』の役割に応じて、順応にシステム化できる準備を整え、地球へ移動するときには「すべて揃う」ように、『大魂』はこれらをシステムとして組み込みました。

具体的には、役割を遂行するための身体を選び、シナリオに書き込みます。詳しくは【第○章 シナリオの詳細】でお話しします。

24.『個魂』の移動前の準備システム

【第21章】【第22章】【第23章】で『大魂』は、『個魂』の「身体を動かすシステム」「移動システム」と「身体の維持システム」を創りました。これらは、すべての『個魂』、すなわち『個魂』全体に該当するシステムです。

『個魂』が「物質的な身体を使って地球で活動する」ことは慣れないことなので、それだけでも大変なことです。それに加えて、「地球を調和に導く」という大役を遂行するのは、瞬時にできるものでもありません。【第13章】でお話ししたように、「地球の調和」はゆっくりとひとつずつ進めていきます。

そのために『大魂』は、『個魂』1魂1魂ごとに「役割とシナリオを創ってから地球に移動する」というシステムを創造しました。

「役割」と「シナリオ」については別の章で詳しくお話ししますが、『大魂』が創造したそれぞれの仕組みについて簡単にお話しします。

役割と期間を決める

『大魂』は、地球へ移動したそれぞれの『個魂』の負担が大きくなりすぎないように、「一度の地球移動で遂行する役割」を限定することにしました。

人生のシナリオの詳細
役割と期間を決めて地球に移動するシステム

具体的には、地球へ移動する前にあらかじめ「”個魂“の役割」と、そのための「期間」を決める、ということです。その「役割」を遂行するにはどのくらいの期間を要するのか、また、その「役割」は一度で遂行することができるのか、などを『個魂』1魂と、『大魂』とで相談して決めていきます。

一度の人生では終わらないような長い期間を要する役割や、『個魂』にとって負担が大きいと考えられる役割の場合は、「役割」の内容や「期間」を調整します。

『個魂』の役割と期間については、【第○章 『個魂』の役割】で詳しくお話ししますが、役割と期間は『大魂』が指示するものではなく、『個魂』自らが調整して決めるものです。

役割に応じた身体を準備する

『個魂』の「役割」と「期間」が決まると、次は、その「役割」を遂行するために適した「”個魂“の身体」の準備が進められます。

身体と心の選択

これは、個々に生まれる『個魂』唯一の身体であり、『個魂』オリジナルの身体の準備です。

とはいえ、【第21章 物質的な身体の創造は誰がする】でお話ししたように、『魂』としてできることは、「その身体に生まれることができるようになる仕組み」を創るだけです。「ゼロ/無」から身体を創造するのではなく、「生まれる」というシステムを利用することで、現在地球で活動している「身体」を引き継ぎ、「子」として生まれる形で「新しい身体」を誕生させ、使わせてもらうのです。

「身体的特徴」や「考え方」、「受け継ぐ遺伝子」など、「役割」に応じて様々なことがが考慮され、「一人の身体」が決められていきます。

役割に応じた身体については、【第○章 体と心の選択】で詳しくお話ししますが、役割に応じた身体も『大魂』から指示されるものではなく、『個魂』自らが決めるものです。

役割に応じた地球でのシナリオを創る

『個魂』の「役割」と「期間」が決まり、「役割」に応じた「身体の準備」を整えると、次は、「地球でのシナリオ」を創造します。

人生のシナリオ創作と個魂の役割
魂の世界で地球でのシナリオを決める

これは、地球に滞在している期間の出来事を決める、ということです。詳しくは【第○章 シナリオの内容と多様な役割】でお話ししますが、生まれる家や、育つ環境、仕事、生き方、そして、死までの期間の「役割を遂行するための”個魂“の地球での活動」を『個魂』自身のシナリオにしっかりと書き込みます。

「役割を遂行する」ことに関わるシナリオは詳細に創造しますが、「役割以外のシナリオ」は、地球のバランスを保ちつつ、大まかに決める場合も、詳細に決める場合もあり、一概にはいえません。それぞれの『個魂』ごとに対応され、決められます。

このシナリオは、『個魂』が地球上で迷子にならないためのシステムです。

地球上では、「調和の目的」を果たすためにも、『個魂』の負担を軽くするためにも、そのシナリオに沿って生きることが大切です。シナリオに沿って生きているときには、安心感や幸せを感じることができます。また、『中魂』や『大魂』もそのシナリオに沿ってメッセージを『個魂』に送り続けています。

『個魂』が人生で迷ったり、落ち込んだりしたとき、『個魂』自身がこのシナリオを思い出したり、『中魂』や『大魂』がシナリオに沿うように導きを与えてくれたり、と人生の地図として、道しるべのように作用するのです。

シナリオの創造も、『個魂』の「役割」や「期間」、「身体の準備」と同じように『大魂』から直接指示されるものではなく、『個魂』自らが決めるものです。

シナリオの創造で大切なこと

シナリオを創造する際に大切なことは、決められた人生の中で「役割を遂行できるか」ということです。

シナリオに記された期間を終えると同時に「役割」も終え、地球での「死」を迎えるとともに『個魂』は身体から離れ、『魂の世界』に戻る過程に入ります。そして、「死後の世界」では、「役割を遂行できたのか」を『個魂』本魂が省り見る過程が必ず訪れます。

このように「役割」は、多く抱え込めばよいものではありません。役割を遂行し、「地球の調和」という目的を完了できたということが『魂』の喜びなのです。詳しくは【第○章】でお話ししますね。

「役割」と「シナリオ」の地球での名称

少しだけ話が逸れますが、『個魂』の「役割」と「シナリオ」について、地球での解釈や表現方法などを観てみましょうか。

天国世界と魂の癒し

「”個魂“の役割」は、「魂のお役目」「魂の使命」「魂の目的」などといわれていたり、さらに広い意味では「天職」と表現されることもあるようです。

そして、「”個魂“のシナリオ」については、「運命」や「宿命」「天命」などと表現されているようですね。

このように、地球で生きている人々も、『個魂』の「役割」や「シナリオ」を身近に感じて生活しています。これはあなた方が『魂』を感じている証拠ともいえるでしょう。

しかしながら、これらの表現は、いずれも『魂の世界』の概念とは少し異なります。そのため、私たち『魂』は、積極的にこれらの表現を使うことはありませんが、あなた方の「人生」は『魂の世界』と密接に関わっている、ということを感じていただけたでしょうか。

『魂の世界』のお話は、ここからさらに深いお話しへと入ります。あなた方は、地球でどのように生きればよいのか?などの心の深層部のお話に続きます。

第11話、「欲の特徴と、欲から生じる影を調和する方法」に続きます。


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