【29魂の世界の物語】<特殊なシナリオ>動き出すきっかけと回避する方法

特殊なシナリオの発動と回避

特殊なシナリオを
発動させないためにできること

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37.特殊なシナリオの事例

「特殊なシナリオ」は、
死や、
大きな事件や事故などを
阻止することができないシナリオです。

特殊なシナリオ

「特殊なシナリオ」が動き出すと、大きな犠牲を伴います。

そのシナリオを持つ個魂の人生は大きく変わり、
大きな犠牲を伴う結果に導かれていくのです。

特殊なシナリオは、
個人の思想ではどうすることもできません。

人生のシナリオのように、
導かれるまま
「シナリオに沿って生きると幸せを感じる」
というシナリオではないのです。

「特殊なシナリオ」が動き出すと、
大きな事件や、
事故として現れることが多く、

その結果、
命を失ったり、
大きなけがをしたりすることがあります。

これは、
「被害的」なことだけとは限りません。
「加害的」な出来事として現れることもあります。

「人生のシナリオ」は軌道修正をすることができますが、
「特殊なシナリオ」は、
一度選択が実行されると軌道修正は不可能です。

ですから、
「特殊なシナリオ」を選択しないようにすることが大切なのです。

「特殊なシナリオ」を選択するのは、
ほかの誰でもありません。

「特殊なシナリオ」を選択するのは、
地球で生きているあなた方です。

特殊なシナリオへの選択権

シナリオの「分岐点」が複数ある場合には、
分岐点ごとに新たな選択がなされ、
分岐点がない場合には、
ほとんどの場合、「死」を迎えます。

特殊なシナリオの分岐点が2つの場合

特殊なシナリオが動き出すきっかけ

「特殊なシナリオ」を選択するのは地球の人々です。

魂の世界の魂たちではなく、
あなた方のいう『神の裁き』でもありません。

「特殊なシナリオ」を携えている個魂が、
独断で選択することさえできません。

そして、
「特殊なシナリオ」が動き出すのは、
地球の調和が大きく後退しているときや
調和に大きな乱れを生じたときに限られています。

いずれの場合も、
「不調和」への加速を起因とする出来事が現れ、
その出来事がきっかけとなり、
「特殊なシナリオ」へと移行していくのです。

特殊なシナリオの分岐点の法則

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不調和への加速とは?

地球上で、
不調和が現れると、
その「役割」に縁のある個魂たちが、
その不調和へと集まります。

役割の内容

不調和は場所とは限りません。
「思想」や
「物質」の場合もあります。

この「集まり」は、
「偶然」という魂からの導きにより、
可能になります。

そして、
その瞬間に現れている
「出来事」に対して、
各自がそれぞれの選択をしながら生活を続けていくのです。

時間の経過とともに、
個人的だった選択肢が影響し合い、
選択肢の共鳴や誘導が起こり始めます。

やがて、
複数の人々が同じような選択肢を選び、
ある「傾向」が表れるようになるのです。

その「傾向」は
環境を左右し、
調和が加速したり、
不調和が加速することにつながります。

「不調和が加速」すると、
人々は「不安感」や「不信感」などを抱き始め、

そして、
その感情を払拭するために、
何かを「排除」したり、
誰かを「責め」たりする行動を起こし、
不調和がますます加速するのです。

差別による排除、
誹謗中傷、
攻撃など

「一人」対「一人」ならば、
理解し合えるようなことでも、
大勢が集まると、
一斉に
「マイナスの表現」を表し始める場合もあるのです。

この他にも、
目には見えない
「不調和の加速」が現れていることは、
地球上にはたくさんあります。

「自分たちだけよければ」思想

「自分たちだけよければ」という思想は、
不調和を加速させる思想です。

「自分たちだけ」のことを考え行動することは、
対極には、
「何(誰)かを犠牲にする」ということにつながるからです。

このような思想は、
環境にも影響を与え、
「特殊なシナリオ」へ移行するきっかけとなり得るのです。

「特殊なシナリオ」を持つ
個魂の人生が大きく変わり、
「死」を迎えることになりかねません。

「自分たちには関係ない」と思わずに、
その思想が調和を乱し、
バランスを崩す行為だということを知る必要があります。

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特殊なシナリオを引き受ける人々

「特殊なシナリオ」は、
すべての人々が持っている訳ではありません。

「特殊なシナリオ」が発動しても、
その出来事を受け持つのは、ある一定の人々のみです。

ですから、
地球上で事件や事故が起こっても
見ている人は
どこか他人事で見ているのです。

そして、
分かっているような見解をして
他人を否定したり、
誹謗中傷の言葉を浴びせたり、
排除したりしています。

しかし、
そのような行為こそが
不調和への加速となるのです。

「特殊なシナリオ」が
発動するきっかけが現れた後、
その
「特殊なシナリオ」に
書き込まれている出来事を引き受け、
大きな苦しみを体験しなければならない人々がいることを知ってください。

そして、
他人事とは思わずに、
地球で生きている人々と協力しあい、
調和への歩みを進めてください。

理解しあうことが調和の助けになります

特殊なシナリオを発動させないためにできること

「特殊なシナリオ」を発動させないためにできることは、ただ一つ、

「調和へと歩みを進めること」です。

自分自身や他人を
「否定」したり、
「誹謗中傷」の言葉を浴びせたり、
「排除」したりする行為は、
不調和を生み出します。

不調和からは、
安心感や
信頼などの

調和の感情は生まれません。

助け合うことさえできません。

他人事に見えるような出来事は、
実は、
他人事ではない
のです。

あなたの目の前に現れる出来事は、
すべて導かれているのです。

人生のシナリオ創作の目的

地球で生きているあなた方が一丸となって
調和の歩みを進めなければ、
「特殊なシナリオ」の発動はますます増えてしまうでしょう。

「特殊なシナリオ」を発動させないために、
あなた方ひとりひとりが、
優しさと、
受け入れ、
理解する気持ちをもって、
出来事に向き合うことがとても大切なことなのです。

特殊なシナリオ発動のきっかけを作ったのは誰?

特殊なシナリオにより、
その出来事を引き受けるのは一部の人たちです。

「加害者」と呼ばれる人がいたり、
「被害者」と呼ばれる人がいます。

しかし、
「特殊なシナリオ」のきっかけを作ったのは、
「加害者」や
「被害者」と呼ばれている人々ではありません。

「第三者」と呼ばれる人々です。

不調和にかかわる人々が、
寄り集まってきっかけを作り、
選んだ未来なのです。

選択権と決定権

きっかけを作ったのは「第三者」ですが、
助けることができるのも「第三者」です。

特殊なシナリオにより起こった出来事から、
何を学び、
どのような行動を起こすことができるのかを
考えるのがあなた方個魂の役割です。

例:事件「加害者」

「加害者」は、特殊なシナリオを持つ個魂です。

第三者にきっかけを作られ、
特殊なシナリオに移行し、
人を傷つけ、
加害者となりました。

「特殊なシナリオ」のきっかけを作ったのは
「加害者」ではありません。

しかし、
人を傷つけたのは、
「加害者」本人です。

どのような理由があろうと、
赦される行為ではありません。

「被害者」から憎まれ、
反省と後悔と懺悔をしながら、
地球にて、
罪を償う必要があります。

しかし、
償うだけで終わりにしてはいけません。

なぜ、
「加害行為」に走ることになったのか、
自分自身の心に問うて、
心の苦しみや葛藤を表すのです。

苦しみや葛藤を表しても罪はなくなりません。
軽くもならないでしょう。

もしかしたら、
さらに深く傷つくようなことを
「第三者」から言われるかもしれません。

しかし、
それこそが償いであり、
人生の役割なのです。

嘘偽りのない、
素直な気持ちを表してください。

心の内を、
深く深く探って下さい。

事件を学びに変え、
今後、
「被害者」と
「加害者」を生み出さないために、
必要な行為なのです。

特殊なシナリオが発動しないために、
地球を調和に導く必要があるのです。

例:事件「被害者」

「被害者」は、特殊なシナリオを持つ個魂です。

「被害者」は本当に大変です。
苦しみ、痛み、生活が一変します。

「被害者」が
死を迎えてしまった場合、
遺された「被害者家族」や
「関わりのあった人々」は生きる希望のすべてを失ってしまいます。

加害者を恨み、
憎み、
殺意を抱くこともあるでしょう。

それでよいのです。

大切な人を失ったのです。
赦す必要はありません。

苦しくても、
悲しくても、
それでも、生きなければならないのです。

戦うことや、
憎むことが
「生きる」原動力となることもあるのです。

苦しいとは思いますが、
犠牲となった方のためにも生きてください。

魂の記憶を封印する理由

しかし、
どれだけ憎んでも、
殺意を抱いたとしても、
それを行動に移すことは避けなければなりません。

第三者の方々があなた方を助けます。

例:事件「第三者」きっかけを作った人々

事件は、
「きっかけ」を作らなければ、起きませんでした。

「第三者」は、
直接的な「加害者」ではありません。

しかし、
事件のきっかけを作ったのは、
役割に縁のある「第三者」
なのです。

人間関係で起こりうる「きっかけ」は、
過去から現在までの
すべての時間において、

「排除」や
「誹謗中傷」
「攻撃」を繰り返したり、
「嫌がらせ」や
「からかう行為」など、

地球では、
「いじめ」や
「ハラスメント」などと言われている行為が
トリガーとなることが多いものです。

直接的におこなった行為ではなくても、
陰で間接的に行えば、
相手にはきちんと伝わるのです。

この「第三者」は、
自分たちがきっかけを作ったことにはまったく気づいていません。

事件が起きてもなお、
加害者を責め続けるのです。

きっかけを作ってしまった「第三者」は、
物事の真相に気づく必要があるのです。

例:事件「第三者」による被害者への対応

「第三者」だからこそできることがあります。

「当事者ではない人々」は、
事件や事故に巻き込まれた方や、
遺族に寄り添い、

心の支えとなったり、
サポートしたりと、
助けることがなりより大切です。

ただ寄り添ってそばにいるだけでも
安心することがあるのです。

落ち着いて話ができる状態ではないことも多いものです。
優しく寄り添ってください。

ただし、
「被害者」と共に、
「加害者」を攻撃するようなことはお勧めしません。

攻撃は不調和しか生み出さないからです。

第三者だからこそできること

例:事件「第三者」による加害者への対応

「第三者」だからこそできることがあります。

今後、
このような悲しい犯罪を生み出さないために、
「第三者」が事件から学び、
動くのです。

たとえ、
身勝手な理由であっても、
事件を起こした理由は必ず存在します。

「責める」のではなく、
「聞いて」ください。

事件が起こる前、
「加害者」は、

壮絶ないじめにあい、逃げられなかったのかもしれません。

ひどい虐待を受け、追い詰められていたのかもしれません。

苦しみに耐え抜き、限界を超えてしまったのかもしれません。

様々な事情を抱えて、
心身ともに疲れ果て、
希望を無くし、
壊れてしまったのかもしれないのです。

しかし、
いくら、苦しくてつらい思いをしていても、
それが
「人を傷つけて良い理由」にはなりません。

赦されなくて当然です。

しかし、
「加害者」の起こした事件から、
人々は何かを学び、
地球の不調和、
ゆがみに気づく必要があるのです。

事件は、
被害者が命を懸けてあなた方に遺したメッセージです。

これこそが、
「大きな不調和の表れ」なのです。

地球のゆがみを、
人々のゆがみを、
事件から学ばなければなりません。

地球が調和し、
人々が満たされて幸せに暮らしていれば、
事件など起こらないのです。

ですから、
ただ、やみくもに
「加害者」を追い込むのことは「間違い」です。

追い込んでも、
地球は平和にはなりません。

事件がなくなることもありません。

責めて、
追い込むと
調和とは反対の方向に進んでしまうのです。

感情的にではなく、
威圧的にでもなく、
ただ寄り添って、
「なぜ?」と聞いてください。

どれだけ身勝手な理由だと感じても、
その心の奥は、
もっと深い闇を抱えている
のです。

加害者は、
すこし見方を変えれば、
被害者かもしれない
のです。

例:「第三者」の事件の受け取り方

地球上で事件が起きた時、
報道で知ることもあるでしょう。

報道の在り方によって、
第三者の受け取り方は変わります。

報道する側の「主観」が交じり込むため、
客観的に事実のみを報じる報道は
少ないのです。

同様に、
身近な事件や事故でも、
「伝える人」の主観により、
聞く人の受け取り方が変わるものです。

そこで、
「伝える人の主観に左右されず、事実をありのままに知ろう」という意思が大切になります。

まずは、
感情的にならず、
「被害者」に同情する気持ちをぐっと堪え、
ありのままに受け取るのです。

そして、
被害者には助けを、
加害者には理解を示し、

今後、
「特殊なシナリオ」が発動しないように
地球の調和を意識しながら生きていくことが、
事件や事故をなくす唯一の方法なのです。

調和とは?

いまにも特殊シナリオが発動する危険性

いま、
この瞬間にも、
特殊シナリオが発動する危険性が、
地球上のあちこちで選択されつつあり、
魂の世界では、とても危惧しています。

大切なことなので、
何度もお話ししますが、
「責める」などの追い込む行為は調和の歩みを滞らせます。

「排除」や
「誹謗中傷」、
「攻撃」も同様です。

あなた方が、
「なんとなく」
「気軽に」
誹謗中傷していることでも、
その行為が「きっかけ」となり、
人の命が失なわれてしまうことがあるのです。

その例が「自死」です。
誹謗中傷、
批判などから、
調和が生み出されることはありません。

調和する方法

調和を生み出すために、
真の平和を導くために、

誹謗中傷や批判ではなく、
受け入れ、
理解し合って、
協力して解決方法を導き出すような歩みに軌道修正してください。

特殊なシナリオが実行されて、
大切な人の命を失ってはじめて気づくのでは、遅い
と思いませんか?

その前に、気づいてほしいと思います。

特殊なシナリオを持つ個魂の役割

特殊なシナリオを持つ個魂は、
調和を進めるために自分を犠牲にして、
周りの個魂たちへ
「不調和が実在化した現状」を伝えています。

地球では、
加害的なことは「悪」で
被害的なことは「善」に傾く傾向がありますが、

本来は、
「善」と
「悪」で判断できるような単純なものではありません。

たった一人の個魂の責任として、
その個魂を一方的に
責めて、
排除し、
罰を与えても、
地球の調和は進まないのです。

「調和」が進まなければ、
犯罪行為がなくなることはありません。

「調和」が進まなければ
地球が平和で安全な惑星になることもないのです。

調和が乱れ、
大きく不調和が進んでしまっているというときに、
特殊なシナリオを持つ個魂たちが犠牲となって、
その現実を教えてくれているのです。

そこから、
何に気付き、
何を学ぶかは、
あなた方地球で生きている個魂たちが考え、歩むべき道なのです。

欲の特徴

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次回、第30話は
<特殊なシナリオ>創作する理由と地球の危機』についての話です。

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