【09魂の世界の物語】<人生設計>シナリオ創作の目的と個魂の役割

人生のシナリオ創作と個魂の役割

前回は、「心と感情」についてお話ししました。

今回は、人生設計についてお話ししていきましょう。

個魂が人生のシナリオを決め、
地球へ移動する話

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目次

17.人生のシナリオの詳細-個魂の人生設計-

地球で生きるための準備が整うと、大魂は地球の調和を進めるため、大魂の一部である「個魂」を地球へ送り出すことができるようになります。

しかし、「個魂」が物質的な身体を持ち、地球で生きることは簡単なことではありません。そのため、「地球でどのように過ごすのか」をあらかじめ決め、人生のシナリオに書き込んでから地球へ移動します。

17-1.人生のシナリオ創作の目的

人生のシナリオは、「個魂」の役割を遂行するためにあらかじめ創られる個魂の人生の道すじですが、個魂が地球で生活する際に困らないように、さまざまな形で配慮されています。

(1)個魂の役割負担を軽くする

個魂が役割を遂行するために地球へ行くにも関わらず、個魂自身の人生を足止めするような困難が待ち受けていては、役割の遂行が滞るばかりか、肉体に宿る個魂自身が生きることに疲弊してしまいます。

「個魂の負担を軽くする」という目的でも人生のシナリオは創られます。

(2)個魂が地球で挫折しないように

地球での個魂の人生において、個魂自身を足止めするような困難が立ちはだかると、役割を遂行することや、人生全般に対して絶望し、挫折してしまうかもしれません。

そこで、個魂が役割を遂行することや、その他生きること全般に対して、希望を見失わないように大魂のシステムにより配慮されます。

「必要に応じて、必要なものはすべて用意される」のです。

(3)個魂が地球で迷わず生きる

地球で生きていると、不安や迷いなどが生じることがありますが、地球で迷いながら生きることは、個魂の目的ではありません。

そのため、個魂に迷いが生じないように配慮されます。具体的にお話しすると「不安や悩みが生じたときには、導きが用意される」という方法で、進むべき道があなた方に示されます。

導きは、大魂のシステムや中魂、体内に存在する個魂から導かれることもあります。

大魂からのメッセージ

(4)個魂が、地球での生活に困らないように

地球で生きるということは、地球の環境に順応していくということです。

地球には、さまざまな不調和が現れているので、地球の環境に順応すればするほど役割以外の不調和に影響される可能性が高くなります。

そこで、個魂が地球での生活全般に困らないように配慮されます。

「地球での人生、生き方全般をあらかじめ魂の世界で決める」

地球へ移動する前にあらかじめ起こる内容を決めましょうということです。

(5)魂の喜びを思い出す

地球の環境に順応しすぎていると、「魂」の気持ちや喜びが肉体に届かず、どんな時でも苦痛を感じてしまうことがあります。

感情の意味

個魂が地球上で役割を遂行している間、魂は喜びに満たされ、幸福感を感じているのですが、「魂」の気持ちや喜びが心に届かず、幸福感を感じることができないのです。

そのような場合には、「肉体や環境など現実的な事柄を通して、魂のメッセージを伝える」ことで、魂の気持ちや喜びが肉体に届くように、配慮されます。

17-2.人生のシナリオができるまで

人生のシナリオ創作の目的」が考慮され、人生のシナリオが創られていきます。

ひとつの個魂が役割を決めてから、人生のシナリオが作られるまでの流れは、以下のようになっています。

(1)地球に不調和が現れる

大魂はいつでも、地球の調和を進めるため、時空を超えて、地球を感じ、地球を観ています。

地球に不調和が現れると、大魂のシステムは、その不調和をすぐに察知します。

そして、不調和が広がらないようにすぐに対応をはじめます。

(2)目的、役割が創られる

大魂のシステムは、「地球に現れている不調和」に対して、調和に導くためのあらすじを創ります。

それにより、地球の調和を進めるための「目的や役割」を明確に表します。

(3)地球で役割を遂行する個魂が決まる

「目的や役割」が明確になると、大魂の中の、色とりどりの中魂の中から、「その役割を遂行したい」と、
候補の個魂が名乗り出ます。

そして、候補の個魂たちの中から、地球に移動する個魂が選ばれます。

(4)個魂の地球でのシナリオを描く

地球に移動する個魂が決まると、「大魂」と「中魂」、「地球へ移動する個魂」とで協議し、地球での人生のシナリオを創ります。

魂の世界での協議は、地球での協議の意味合いとは異なり、互いに想念でつながり、瞬時におこなわれていきます。

人生のシナリオには、役割を成就するための道すじだけでなく、個魂が地球で生きること全般が書き込まれます。

人生のシナリオに書き込まれていること

17-3. 「個魂の役割」の数と量

地球で遂行する個魂の役割は、多すぎもせず、少なすぎもせず、個魂に見合ったものが与えられます。

そして、このすべての事柄が人生のシナリオに書き込まれます。

もし、個魂が「もっと多くの役割を地球上で果たしたい」と望んでも、必要以上の役割が人生のシナリオに書き込まれることはありません。

その時代の地球の環境や、個魂の周波数(気質、器量)などにより、役割の数や量までが決められていくのです。

「焦らず、ゆっくり、一つずつ」調和は進められていきます。そのために、たくさんの個魂がそれぞれの役割をもって地球へ移動しているのです。

あなた方も、魂の役割を携えて魂の世界から地球に移動して生きている個魂です。個魂は、地球の調和を進めるために、地球上で肉体に宿り、「決められた役割を人生のシナリオに沿って生きる」ことで確実に役割を果たすことができます。

確実に役割の成就が可能なものだけが個魂の役割となり、人生のシナリオに書き込まれているのです。

人生のシナリオの軌道が幸せへの近道

次回は、『<人生設計>シナリオの内容と多種多様な役割』についてお話します。

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