【25魂の世界の物語】<死後の概要>死を迎えた後に残る意識の行方

死後の旅路と意識の行方

死後の世界、
地球から魂の世界へ
帰るまでの道のり

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33.魂の世界へ帰るまでの全過程

あなた方が、
地球で「死」を迎えても、
日頃考えてきたことや
気持ちが
突然「無」になることはありません。

「肉体的意識」という
エネルギー体が残ります。

この「肉体的意識」は、
地球で生きるために
必要なシステムです。

しかし、
物質的な肉体の感覚などを
「魂の世界」に持ち帰ることはできません。

「魂の世界」に帰るためには、
生きるために必要だった
この「肉体的意識」を
「純粋な記憶」に整理する必要があるのです。

「肉体的意識」を
「純粋な記憶」に整理するまでの過程が、
死後の世界でおこなわます。

死後の世界は、
地球での生き方によって
それぞれ異なる世界が現れるので、
「魂の世界」へ向かう道のりは
千差万別です。

そこで、
「肉体的意識」が、
「純粋な記憶」へと整理される過程と、
その後、
魂の世界へ帰るまでの
全体像をまずはじめにお話します。

Ⅰ.「死」を迎える

地球上で「寿命」と呼ばれている
「人生のシナリオ」や
「特殊なシナリオ」の
終わりのときが来ると、
あなた方個魂は、
「死」を迎えます。

特殊なシナリオとは?

「死」を迎えても、
あなた方が日ごろ感じていた
「気持ち」や、
物事を体験した「記憶」などが
突然、
「無」になることはありません。

エネルギー体として
「肉体的意識」が残ります。

そして、
肉体に宿っていた
「個魂」は、
「死」と同時に
肉体から分離します。

肉体と個魂の分離

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Ⅱ.肉体的意識と個魂は眠る

肉体が「死」を迎えると、
肉体を失いますが、
「肉体的意識」は残り、
個魂に思考を委ねながら存続を続けます。

地球での死後、
肉体から分離した
「肉体的意識」と
「個魂」は、
死後の世界へ移動するために
眠りを必要とします。

しかし、
「肉体的意識」が、
自らの「死」を自覚しなければ眠ることができません。

「肉体的意識」が
「死」を自覚するまでの期間、
「個魂」とともに地球で過ごします。

そして、
「肉体的意識」が
「死」を自覚すると、
「個魂」と共に眠りにつきます。

一度目の眠り

Ⅲ.死後の世界で一度目の目覚め

眠りについた
「肉体的意識」と
「個魂」は、
「中間の世界」と呼ばれる
死後の世界で目覚めます。

「眠り」という手段を使い、
異世界へと移動するのです。

「魂の世界」に帰るまで、
この中間の世界で過ごします。

一度目の目覚め

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中間の世界とは?

中間の世界は、
「魂の世界」と
「地球」の中間にある、
半物質的な世界です。

地球では、
「心の世界」、
「想念の世界」、
「幽界」や
「霊界」などとも呼ばれている世界です。

地球の
「物質世界」とは異なる世界ですが、
地球での生活を映し出す、
地球の要素に似た、
「半物質的な世界」です。

しかし、
皆が共通して見ることのできる
「同じ世界」ではありません。

中間の世界にいる個魂たちは、
それぞれが
「異なる世界」を見て、
「異なる世界」で過ごす世界です。

中間の世界では、
地球で生きていた頃のように、
個魂同士がかかわりあったり、
何かを成し遂げたりするようなことはありません。

地球で生きていた頃の
心残りや未練、
後悔などの感情を
解消し、
記憶を整理するための世界です。

Ⅳ.心残り、未練や後悔の解消

「肉体的意識」には、
地球で生きていたころの、
様々な
「記憶」と、
「感情」が刻み込まれています。

その中には、
「未練」や
「後悔」、
「心配事」などの感情も含まれ、

そのような
「心残り」の感情がわずかでも残っていると、
「魂の世界」に帰ることができません。

そこで、
中間の世界で
地球での「記憶」の整理をするのです。

中間の世界では、
「心残り」の記憶が、
映し出され、

その映し出された世界で、
心残りが解消されるまで過ごします。

心残りの解消

心残りが映し出す世界は、
「地獄のような世界」の場合もあります。

「記憶」の中に存在する、
「感情」や、
「思想」が映し出される世界です。

地獄という世界

死後、
天国に行くと信じている人は、
「天国のような世界」が
映し出されることもあります。

天国という世界

また、
地球へ遺してきた
「未練」や
「心配事」が強い場合には、
その記憶を癒すために、
魂の世界から
「癒し」と
「導き」が施されることもあります。

魂の世界からの癒しと導き

どのような世界が映し出され、
目の前に現れても、
その映し出された世界が
永遠に続くことはありません。

ひとつの「心残り」が解消すると、
目の前の景色は消え去り、
新たな「心残り」が、
目の前に映し出されるのです。

Ⅴ.名残の解消

「肉体的意識」から、
「心残り」や
「未練」、
「後悔」や
「心配事」などの
心残りの記憶をすべて解消し終えると、

最後に、
肉体の「名残」が残ります。

その「名残」の解消をします。

名残の解消

肉体の「名残」とは、
生前の
五感と呼ばれる
「肉体の感覚」を感じ取るシステムと、

心や気持ちが現れる
「肉体の感情」が
湧き起こるシステムです。

地球で生きるための準備-肉体の調整-

「心残り」と
「名残」をすべて解消すると、
「魂の世界」へ帰る準備が整います。

Ⅵ.二度目の眠り

「心残り」と
「名残」のすべての解消を終えると、
「肉体的意識」の記憶が整理され、
「純粋な記憶」となります。

そして、
「個魂」は、
魂の記憶のすべてを思い出します。

地球へ移動するための「役割」や
「人生のシナリオ」や
「特殊なシナリオ」のことなど、
すべてを思い出し、
すべてを理解して、
中間の世界で
二度目の眠りにつくのです。

二度目の眠り

Ⅶ.魂の目覚め

二度目の眠りの後も、
世界は変わらないまま、
中間の世界で目覚めます。

この目覚めは、
「魂の目覚め」と呼ばれている目覚めです。

二度目の眠りから目覚めると、
肉体の余韻はなくなり、
「個魂」は
「純粋な魂」の存在に戻っています。

魂の存在に戻った「個魂」は、
「純粋な記憶」をもとに、
地球での生活に思いを馳せます。

そして、
「役割」の遂行を、
「人生のシナリオ」と照らし合わせ、

どの程度達成することができたのか
など、
「地球での生活」を内省するのです。

内省は、
罰を受けたり、
魂の罪としたりするためにおこなうわけではありません。

魂の目覚め

内省から
「地球の現状」を分析し、
その分析結果を
「魂の世界」へ持ち帰るためにおこなうのです。

内省により導き出された
「分析結果」と、
心残りと名残の解消により整理された
「純粋な記憶」は、
「魂の世界」に持ち帰ります。

Ⅷ.魂の世界へ帰り、中魂と融合する

魂の世界へ帰るすべての準備が整うと、
個魂は、
「純粋な記憶」と
「分析結果」を携えて魂の世界へ帰ります。

「魂の世界」は、
「個魂」の故郷であり、
本来の居場所です。

「個魂」は、
「魂に世界」に帰ると、
安らぎと、
喜びを感じ、
とても幸せな気持ちに満たされるのです。

そして、
同じ周波数をもつ、
「個魂」たちと再会し、
「中魂」と融合します。

中魂とは?

持ち帰った
「純粋な記憶」は、
中魂と共有し、

地球の現状の「分析結果」は、
大魂のシステムに記録されます。

魂の世界へ帰る

魂の世界へ帰る

役割の終了

地球を調和に導くため、
「役割」を持って地球へ移動し、

地球で生き、
地球で死を迎えて、

「中間の世界」を経て
「魂の世界」へ帰ります。

これで、
個魂の「役割」はすべて終了です。

しかし、
地球はまだ調和していません。
未調和のままです。

「地球が調和する」そのときまで、
「個魂」たちの
地球への移動は続きます。

今後も再び、
地球へ移動することがあるかもしれません。

その時まで、
しばらくは魂の世界で過ごします。

地球に不調和が現れてシナリオが創られる

もしかしたら、
中魂に属する
別の「個魂」が、
役割を持って
地球へ移動するかもしれません。

そのときには、
「中魂」として
魂の世界から、
導きやサポートを施すことになるかもしれません。

地球で生きている「個魂」たちは、
今このときも、
地球を調和に導くため、
「役割」を遂行しながら懸命に生きているのです。

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次回、第26話は
<死の恐怖>魂の世界に帰るためには避けられない死』についてお話しします。

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