【27魂の世界の物語】<自死しない>逃げたいほどの苦しみを取り除いて生きる

苦しみを取り除く

前回は、死との向き合い方についてお話ししました。

今回は、苦しみを取り除くお話しします。

あなたの苦しみは、
取り除くことができます。
もう、これ以上苦しむ必要はありません。

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目次

35.魂の世界から観る「自死」

魂の世界から観る-自死-についてお話しする前に、まず、いま、この瞬間にも、苦しみから逃れられずに-自死-を選択しようとしている方々に向けて、魂の世界からメッセージを送ります。

人生をリタイヤしたいほどの苦しみは、本来、必要のない苦しみです。地球での暮らしの中で、「選択肢」を間違えてしまったために起こっている、「歪みの修正」が、現実の出来事として現れているにすぎません。

あなたの苦しみは、取り除くことができます。

あなたの苦しみは、あなた自身で取り除くことができます。

決して諦めないでください。

あなたは今まで、よく頑張りました。

ひとりで耐えて、努力して、一生懸命に生きてきたことはあなた自身が一番わかっていることです。

まずはじめに、あなたが頑張ったことを、あなた自身が認めてあげましょう。

自画自賛で良いのです。

①我慢はやめる

あなたは、頑張りすぎました。

いろいろ考えながら、「善かれ」と思うことを懸命に努力しながら生きてきたのです。我慢してきたことも、一つや二つではありませんよね。

もう、これ以上我慢する必要はありません。

あなたが感じている「限界」という気持ちは、あなた自身が発する緊急メッセージです。物事の「結果」や「他人から認められているか」「どのように思われているか」などの思いは、一切関係がありません。

まずは、あなたが、あなた自身を否定したり、卑下したりせずに、「あなたが生きる」ことに大きな価値があるということを思い出してください。

そして、少し面倒に感じるかもしれませんが、あなたが「生きることに価値がある」と気づくために、魂のお話をはじめから聞いてください。【魂の世界の物語の第1話を読む

あなたは、かけがえのない魂であり、かけがえのない人なのです。

「あなたはとても大切な人」です。他の誰かが、あなたの生き様に対して、成績表や優劣を付けるようなことを言ったとしても、それを聞いたあなたが傷つく必要はありません。

また、たとえ、第三者から善意の押し付けをされ、アドバイスや助言をもらったとしても、その言葉や態度に、あなた自身が
「申し訳ない」気持ちになったり、「押しつぶされ」たりしなくてもいいのです。

あなたは、なにも悪くはありません。

そして、そこに義務も生じません。

誰かに、「善く」思われなくてもいいのです。我慢はやめてしまいましょう。

②魂の存在を認め、受け入れる

我慢をやめることができましたか?

次は、あなた自身の「心」と向き合ってみましょう。心の働きは2つのタイプがあるので、私たち魂の世界では、「魂」と向き合いましょうという表現を使います。【心の2つの働き

あなた方は、いま、このような気持ちを抱え込んではいませんか?

疲れ切ってしまった
先の希望が見出せない
居場所がなく、孤独
人間関係のトラブル
経済的な問題やトラブル
病気・・・

これは、「肉体的思考」からくる苦しみです。生きているのがつらいときは、この「苦しみ」という感情が極限に達しているのだと観えています。「魂と向き合う」というのは、「肉体的思考」だけに囚われず、「魂の心」にも目を向けみてましょうということです。【役割と人生のシナリオ

③助けを求める

あなた自身の「魂」と向き合いながらでかまいません。物理的な助けを求めましょう。

本来、魂の世界からも「助け」という「導き」や「メッセージ」が施されていますが、地球という「物理的なシステム」が存在するので、あなたの「人生の軌道」に乗るまで多少の時間を要します。

ですから、あなたの人生(シナリオ)の軌道に乗るまでの期間、人間社会での物理的なサポートを受け入れましょう。もう、
一人で頑張らなくてもいいのです。助けを受け入れ、少しでも楽になるようにあなた自身を大切にしてください。

そして、同時に自らの内部に存在している、魂の存在も受け入れましょう。「肉体的思考」がすべての主導権を握っていては、魂のメッセージがあなたへ届くことはありません。【あなたの人生は、シナリオと共にあります

あなたには、生まれてきた意味があります。苦しみに耐えることが、あなたの生きる意味ではありません。「生きること」自体があなたの目的であり、使命です。そして、苦しまずに、楽に、楽しく人生を過ごす方法があるのです。

あなたの魂の役割を遂行し、魂の幸せを感じながら生きるのがあなたの使命なのです。

「自死」について

地球の人々は、耐えられない苦しみに遭遇すると、その「苦痛」から逃れるために「自ら命を終える」という選択肢が脳裏に浮かびます。

「死」を迎えて、地球での存在を消してしまえば、「つらい出来事から逃げられる」と思うのです。

しかし、初めに結論からお話しすると、「自死」を選択しても、苦しみが消えることはありません。あなた方が肉体を失った後には、「中間の世界」と呼ばれている「死後の世界」に移動しますが、地球で生きていた時に感じていた気持ちが「無」になることはないのです。

気持ちを忘れるためには、「死後の世界」で「心残りや名残の解消」という記憶の整理をする必要があるのです。【死後の世界にて心残りや名残を解消

生前の後悔や未練などの心残りは、多すぎると大変です。「死後の世界」で、肉体を持たずに後悔や未練などの「心残り」を解消するのは、地球で生きる以上の苦しみを伴う場合もあるのです。

ですから、人生のシナリオに導かれて生き、魂の幸せを感じながら生きるほうが賢明です。【魂の幸せは本当の幸せ

人生のシナリオの強制終了はできません

「人生のシナリオ」はあなた方にとって生きる指針であり、人生そのものです。そして、そのシナリオの内容は保証されています。ですから、人生のシナリオに書き込まれている内容を強制終了させることはできません。

また、その人生のシナリオを途中で変更することもできません。【シナリオの変更

人生のシナリオは、あなたが魂の世界で自ら役割を志願して書き込んだものです。あなたの幸せがそこにあるのです。【人生のシナリオができるまで

成仏と、地縛霊と、地獄の真意

地球の人々は、「自死は大罪である」と教えます。

これは、「肉体を持った個魂」が-自死-を選ばないようにするための「教え」です。

また、自死をすると「成仏」できない、「地縛霊」となる、「地獄」に落ちるなどと説かれることもあります。これは、
「自死を阻止するために」具体的な表現を使っている「教え」です。

しかし、これらの表現は私たち魂の世界から観ると一種の「脅し」と観えています。

地球の人々は、人々の行為を抑制するために「脅し」という手段をよく使います。しかし、この「脅し」は、「調和」から遠ざかる行為です。【調和とは?

-自死-は止めなければならない行為ですが、「脅す」ことで、余計な恐怖を植え付けることになりかねません。余計な恐怖を植え付けることは魂の目的ではありません。本来、-自死-は罪ではありません。

しかし、地球での役割を途中で放棄したことを後悔し、中間の世界での苦しみが増してしまうのです。【あなたの地球での役割とは?

魂の世界からの救済

魂の世界から、「自死の行為」を阻止するために、導きやメッセージを常に送り続けます。

たとえば、日常の「些細な出来事」により、温かい、または居心地の良い居場所に気づいたり、愛されていることに気づいたりするようなことが起こります。しかし、苦しみのさなかにいる場合には、「肉体的思考」にすべての主導権を握られてしまっているため、「魂の声」がなかなか脳に届きません。【肉体的思考がすべての主導権を握ると?

そのような場合には、「大切な何かを失う」という出来事が現れることもあります。大切な何かが「人」の場合には、重なり合う時間軸が必要となります。【重なり合う時間軸

大魂をはじめ、すべての魂は、あなた方のすべてをいつでも優しく包み込みます。

あなた方は、地球を調和させるために地球で生きているのです。ですから、不安や恐怖と闘う必要はありません。打ち勝つ必要もないのです。【地球での人生設計

あなたは、あなたの魂と相談し、あなたの人生を歩めばよいのです。大魂、そして中魂は、いつでもあなた方をサポートしています。

次回は『<特殊なシナリオ>分岐点で決定される別の死』についてのお話です。

【項目別リンク】
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