さとのかおりの前世と、霊感の話

さとのかおりの前世の話。興味のある方のみどうぞ。

私、さとのかおりの前世の話です。
興味のある方のみお読みください。

皆さんは、前世の存在を信じますか?
これは、私自身も半信半疑のお話です。

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私、さとのかおりの前世の話

もう、三十年以上も前の話です。

そんな昔の記憶ですから、
私の記憶は、どこまで真実を覚えているのか疑いたくもなりますが、
記憶を忠実に思い出してみたいと思います。

霊感を持つ店長

学生の頃に働いていたアルバイト先の店長さんが霊感を持つ人でした。

お世辞にも、あまり繁盛しているように見えないその店では、
常連のお客さんと、店長、そして私とで雑談をすることがとても多い、
とても和気あいあいとした楽しい職場でした。

常連のお客さんや店長さんは、ムー的な話が大好きで、
(ムーは月間のオカルト情報誌で、現在は学研プラスが発行しています)
いつもUFOの話や、霊の話、超能力の話などをしていて、
私もその類の話は大好物なので、本当に毎日楽しく働いていたことを思い出します。

ある日、常連さんを含めた雑談の中で、
店長は前世を観ることができるんだよというような話になり、
「私の前世も観てほしい~♪」と言ってみたら、
ありがたいことに前世を観てもらえることになりました。

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前世は観音様?

「さとのかおり(以下おり)ちゃんの前世はね、観音様だよ」

店長さんは、さらりと言いました。
そして私は、とっさに否定しました。

「観音様って、あの観音様?
・・・そんな訳ないない、ないですよ~。
観音様って神様みたいな人でしょ?
え?人なの?
いずれにしても、こんな私が観音様であるはずがないじゃないですかぁ」

笑い飛ばして、
「観音様」という言葉をかき消そうとする私に対して、
店長は続けて言いました。

「おりちゃんは、本当はもうこの世に生まれる必要のない魂でね、
でも、使命があって生まれてきたんだよ」

さらに訳が分かりません。
こんな私が?
私なんて、ダメダメ人間だよ。
そんないい人じゃないし、やな気持ちもいっぱい持ってるし・・・
確かに仏像とか好きだし、神仏や見えないものも大好きだけど、
だからって・・・
心の中で独り言をぶつぶつとつぶやきながら、気持ちを落ち着かせようとしました。

「でね、おりちゃんは前世だけじゃなくて、
これはすごく珍しいんだけど、守護霊も観音様なんだよ」

もう、私の頭の中は『???』でいっぱいです。

店長はわかりやすく守護霊と前世の説明をしてくれましたが、
私自身その文章を再現する能力がなく、
ここに書き留めることができません。残念です。

現在も、店長の説明はニュアンス的な理解力のみでイメージとして理解をしています。

観音様と言われても、
うれしいとか、すごいとかの感情は皆無でした。

ただただ、信じられない。
そんなはずはない、と思いながら店長の話を聞き続けました。

店長は淡々と話を続けてくれました。

「ところで、おりちゃんって、おばあちゃんっ子?」
「え?わからないけど、
おばあちゃんと喧嘩もすごくするけど、
言いたいこと何でも言えるし、大好きです」

「でしょ。~略~おりちゃんの守護霊は、
おりちゃんのおばあちゃんのことも一緒に観ているんだよ」

理解するだけで大変です。
おばあちゃんまで守ってくれてるの?どゆこと?と。

前世の話は、おばあちゃんだけにとどまりませんでした。

私が当時、一番仲が良かった友人のスイ(仮名)との前世の関係もあるとのことでした。

「スイちゃんは、前世でも関係のあった人だよ」

私は、やっと俗にいう前世の話のワクワク感を取り戻したように感じました。
『スイの前世って何?知りた~い♪』

「本当ならね、前世の関係と今世の関係って、
立場が逆転する場合がほとんどなんだけど、
おりちゃんの場合は、同じなんだよね。
スイちゃんは、おりちゃんをすごく慕ってるの。」

 

スイの前世は『○○神』と呼ばれている神様系の人?でした。

よく分からないけど、前世から仲良しだったことがとても嬉しく、
私は話を聞き続けました。

そして、私の前世での大まかな行動や姿などを、
とても詳しく教えてもらいました。

キーワードは北海道の狩勝峠、出雲大社、鳥取砂丘。
そして、大陸と羽衣。

店長からの話を聞きながら、『私の好きなことが網羅されている』ような安心感を覚え、
不思議とパズルがはまっていくような感じを味わいました。

私は、『死ぬまでに一度は北海道に行ってみたいと思っていた』ということを話すと、

店長は紙に色々なことを書き留めながら話してくれました。

「大陸から北海道に渡ってきた魂だから、懐かしくなるけどね。
でも、おりちゃんは鳥取砂丘行って、
出雲大社に行ってから、
もう一度鳥取砂丘に行くともっと懐かしい気持ちになるよ。
出雲大社に行くと、すごく懐かしい気持ちがするから、懐かしさを感じたら再び鳥取砂丘に行くんだよ」と。

私は、いまだにまだどちらの地域にも足を踏み入れたことはありません。

しかし、寿命を迎える前に一度は訪れなくてはと思っている場所です。
私の過去の記憶が蘇り、懐かしさを感じるのでしょうか?
考えるだけでドキドキ・ワクワクします。

また、店長は
「オンコロコロセンダリマトーギソワカ」と紙に書き、
私に唱えるといいよ、と教えてくれました。

どんなときに使う言葉なのか、教えてもらったはずなのですが、
いくら思い出そうとしても、まったく思い出せず、
思い出したときに唱えてみたりしているのでこの意味や効果も私にとっては曖昧です。

その時に出雲大社や鳥取砂丘とルートを記された紙と、
「オンコロコロセンダリマトーギソワカ」と書かれた紙を店長から受け取りました。

その紙は、三十年以上経った今でも私の宝物です。

記憶はなくなってしまいましたが、
三十数年前のメモがあるので呪文?自体は間違えようがありません。

そこで、十年以上たったある日、インターネットで
「オンコロコロセンダリマトーギソワカ」と調べてみたことがあります。
薬師如来の真言?だそうです。

でも、この薬師如来が私とどう関係があるのか、
店長が教えてくれた内容の記憶が、私にはまったくありません。

店長と散々話したはずなのに・・・
当時の私は、そんなに重要なことだとは思っていなかったのでしょう。

どんな時でも、唱えればいいんだよという感じだったのかもしれません。

調べた意味からすると、
病気や体調が悪い時などに唱えるといいのかな?とは思いますが、正直わかりません。
困ったときに、唱えてみることにしています。

また、店長は、観音様の流れから、私の将来のことについても観てくれました。

さとのかおりと霊感

店長が私の前世について、いろいろ教えてくれたけど、私は、
人助けはしたいと思っているし、
福祉にすごく興味もあるけど全然すごい人間じゃないし、
霊感もないから、見えないものは見えないままだし、
などと思っていたところ、
私の霊感についても店長は説明してくれました。

「霊感はだれでも持っているんだけど、
おりちゃんは、さらに霊感が強いよ。
今は何も感じないかもしれないし、
感じないと思い込んでいるけど、
今でもほんとは霊感あるんだよ。

それでね、
40歳くらいから霊感がもっと強くなるから、
自分でもわかるようになるよ」

というのです。

私は、見えない世界や神秘的な話は大好きですが、
本当は、大の怖がりです。

ですから、「お化け」「幽霊」などは怖くて
「本当に好きだけど本当に苦手」という矛盾を抱えています。

霊感があることで、見たくもない「お化け」や「幽霊」などが
見えちゃう状況になることは絶対に避けなければ!と、
当時の私は強く思っていました。

といいながらも、当時から私は、
嫌な気配を感じることなど不思議な体験は数多くありました。
それを霊感と呼ぶのかどうかわかりませんが、

暗い雰囲気。
重い気。
人影のような黒い影。(時に影が動くときもあります)
誰かがのぞいているような気配や視線、眼を感じることも…

そのような気配をたびたび感じることはあったのです。
しかし、怖がりの私は、嫌な気配のする方角を見ることは一切できず、
そのようなことを感じると必ず
『気のせい』『気のせい』と自分に言い聞かせ、
見ないように、気づかないようにしているので、
幽霊などを見たことはありません。
だから霊感もないということに自分で決めていたのです。
(お化け屋敷も苦手です。相手は人間だとわかっていながらも未だに入れません)

ましてや、真っ暗闇も苦手。
夜も苦手です。
丑三つ時の時間に起きているなんて怖くて、
遊び盛りの学生の頃でさえ、夜更かしもできないような小心者で、
正真正銘の怖がりなのです。

そんな私にとって、霊感なんて必要のない才能です。

「霊感なんて、欲しくない~。絶対いらないッ!!」

私は、店長に霊感があるよと言われると同時に、
幽霊の怖さを紛らわせるため、つい、いらないと叫んでしまいました。
そこで欲しくないって言ったところで…という話なんですけどね。

すると、店長は教えてくれました。

「おりちゃん。霊感もね、いろんな種類があるんだよ。お化けを見るだけが霊感じゃないの」

「え?そうなんですか?」
私は落ち着きを取り戻して店長の話を聞きました。

「うん。霊視も霊感だけど、透視とか、テレパシーなど霊感の種類はいろいろあるけど、
おりちゃんは霊が見えるのとは別の霊感がすごく強いんだよ。

40過ぎたらさらに強くなるから、
その時に自分でも、これが霊感なのかなって分かるときが来るよ。
その時になったらわかるから」

「あとね、おりちゃんは念も強いから、あまり、人を悪く思ったり、呪ったりしちゃだめだよ」

私は、
「それ、わかるような気がします。だから、あんまり悪く思わないようにしてる」というと、

「でしょ♪」と店長に返されました。店長は何でもお見通しなのです。

私の前世と守護霊は観音さま。
私には霊感があり、それは、40歳を過ぎるころからさらに強くなる。

私は、興味本位で聞いたこの前世の話が、
後々私を苦しめることになるとは、この時は全く思いもしませんでした。

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観音様という前世に苦しみを感じる

前世の話を聞いた直後、私はすぐに、この話を忘れていました。
学生の私にとって、前世の話はただのおとぎ話。
キャッキャと一喜一憂して、友達とワクワク会話して、それで終了です。

しかし、それから私の人生にいろいろな出来事が起こり、
時には悲しみや苦難が降り注ぎ、
何のために生きているんだろう。
生きる目的は?
いつか必ず死ぬ、そのために生きているの?

私自身の人生の苦難と立ち向かうたび、
だんだんと「前世は観音様」を思い出すようになってしまったのです。

観音様って何?から始まりました。
○○観音・・・って、そもそも観音様って人間なの?

当時は、普通に観音様という言葉をそのままに受け取っていた私ですが、
前世が観音様に疑問を抱くようになったのです。

インターネットも普及し始めたので、様々な情報を自分で調べることが可能になりました。

観音様の意味、
前世、
魂、
オンコロコロセンダリマトーギソワカの意味、
霊のことなど。

俗に言われている、スピリチュアルの本も読み漁りました。

観音様が守護霊についていると、
苦難の人生と結びつくことが多いらしく、
私は、困難ばかり起こるのはそのためなのかと納得することで
人生を悲観せずに堪え、歩むことができたのは事実です。

しかし、苦しみは一向になくなりませんでした。
なのに、私は「観音様」というワードを
払しょくして生きることさえできずに、
時折、「私の前世」を思い出しては、
私は何のために生まれてきたのだろうと
さらに観音様を意識するようになっていったのです。

観音様ならば…一か八か試してみることに

店長の霊感は本物です。
当時から、その真実と凄さを目の前で見てきました。

でも、私自身が観音様と関係があるというのは、
鵜呑みにすることができずにずっと半信半疑のまま。

もやもやして、真実を知りたくても知る由もなく、
なんで観音様なの~?と叫びたくなることもしばしばありました。

そこで、本当に観音様と関係があるならば・・・と
試してみることにしたのです。

世の中の平和のために
すべての人々の幸せのために。

私が心の中で日々思っていること。
ニュースを見て、常々感じること。

もし、
私に何かできることがあるならば、
そして、
私の前世や守護霊が観音様というのが本当ならば、
この世で何もせずに死ぬわけにはいかない。

私の心の魂と、私のこの世での体験、
すべての出来事には意味があると信じて、
すべてを解放してみようと思いました。

これで、失敗するならば、
観音様とは無関係だと自分で思うことができる。

何もせずに悶々と立ち止まっているよりも、
行動を起こせばその結果に納得することができる。

もし、観音様とは無関係という結論を自分自身で出すことができれば、
観音様という言葉に縛られることなく、
生きていくことができるようになる。

だから、私は、観音様と私に関係はあるのか
一か八か試してみることにしたのです。

一か八かを試す方法

観音様と私との間に、密な関係があるのかを証明するために
私は、このサイト「さとのかおりドットコム」を運営することにしました。

リアルな世界で行動を起こせないのは現実的な生活があるからで、
「観音様」ということをオープンにすることや、
「見えない世界の神秘的な話」を身近な人に話すことができなかったからです。

霊的な話を受け付けない方々はたくさんいます。
そのような方々に対して、
見えない世界の神秘的な話をしても、
宗教の勧誘をしているかのように勘違いされたり、
距離を置かれたりする可能性を
正直に言うと躊躇してしまっている気持ちがあるのです。

(私は宗教を否定する気持ちを持ちませんが、特定の宗教のみを信仰することについては疑問を感じています)

「一か八か試してみる」その方法が、
身近な場所で、身近な人とのトラブルに発展してしまうのは、
私の家族にも迷惑をかけてしまうことにもなり、
私一人、個人の問題ではなくなってしまいます。

インターネットの世界でも私のことを表現することはできます。
そして、
本当に苦しんでいる方や迷いを生じている方々と、
『共に生きているんだ』
『一人じゃないんだ』と気持ちを共有しあい、
生きる勇気や希望を持って生きるほうが、
私自身も私を表現しやすく、
また、
苦しみを感じながら生きている人たちにとっても、
リアルな自分として苦しみを表現することに難しさを感じるのでは?
と思い、インターネットの世界で試してみるとの結論に至ったのです。

本当の気持ちを、さとのかおり.comで現す

世の中の不公平や不条理。
見えてくる、人間の身勝手な生き方。
そして、その反面にある、人間の優しさ。

そんなことをすべてひっくるめて、
世の中のすべての人が、
苦しみをなくし、
平和で幸せに過ごすことができる世の中にしたい。

と本気で行動を起こしたいと思っているのです。

まだ始まったばかりの『さとのかおりドットコム』ですが、
このサイトの運営が誰かの役に立つことができたら、
そして、
一人でも多くの人が、
生きる希望や夢をもって、
人生を楽しく幸せに生きることができたら、
私は幸せなのです。

このようなことを言うと偽善者と言われることが多くて、
本来は、あまり言葉にすることはないのですが、
インターネットの世界では、
本心を書くことができます。

私と観音様との関係を確認するために、
私の心をさらけ出してみることにしたのです。

さいごに・・・

観音様の話は、
ブログに書くことをやめようと思っていました。

読む人によっては不快に感じたり、
自慢しているように受け取られたりするからです。

でも、なぜか、
「私の内側のすべて」を書いたほうが良いと感じ、
この観音様についても書くことになりました。

不快になられた方、ごめんなさい。
自慢しているように感じられた方、申し訳ありません。

これで私の前世の話を終わります。
私個人の体験談を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この世から苦しみや貧困、差別や偏見をなくしたいと本気で願っているさとのかおりでした。