未来の夢を持ち、
目標を掲げて努力しているのに、
人生が思い通りにいかないのはなぜ?
どうにもならない出来事
『何か大きな力に流されている。自分の力じゃどうにもならない。どうすることもできない。。。』
こんな思い、抱きながら苦しんでいませんか?人生を、自分の思うようにコントロールしようとどれだけ努力しても、その流れに逆らうことができない。。。その結果、とてもつらい思いがあなたをじりじりと苦しめていく…。
幸せになるために、満たされるために、良いといわれるものを片っ端から試してみても、幸せになった感覚は得られない。
辛くて、苦しくて、先が見えなくて。。。
大丈夫です。安心してください。あなたの焦りや、苦しみは必ず癒されます。
どうにもならない出来事はなぜ起こる?
どうにもならない出来事は、なぜ起こるのでしょうか。「自業自得」だと思いますか?「因果応報」による苦しみですか?「罰」を与えられているのでしょうか。それとも・・・、「前世のカルマの解消」や、「魂の向上」などの理由で神様が苦難を与えているのでしょうか。「引き寄せる」ためのイメージ力が足りないのでしょうか。
答えはすべて「NO」です。
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自業自得、因果応報、罪や罰、カルマの解消、魂の向上や修行、引き寄せなどの思想は、あなたをさらに追い詰め、あなたをより苦しい世界に招き入れる結果となります。
自業自得や因果応報のうち、「原因」に対しての「結果」は必ず現れます。しかし、それが「悪行」には報いを、「善行」には果報を必ず受け取るわけではありません。

あなたが辛くて苦しいのは、あなたの責任ではありません。「あなたの行動に対する「報い」を受けているわけではない」
ということをまずは知ってください。
では、どうにもならない出来事はなぜ起こるのだと思いますか?
魂の導き
どうにもならない出来事。それは、メッセージ性のある「魂の導き」です。
あの世や霊界などと言われている「魂の世界」や、あなたの内部に存在している「魂」が、あなたに伝えたいことがあるのです。
でも、誤解しないでください。魂があなたへ、罪や罰を課しているわけではありません。
魂の導きとは?
誤解のないようにはじめにお伝えしますね。あなたの内部に存在する「魂」は、あなたに直接的な苦しみや災難を与えている訳ではありません。もちろん、罪や罰を与えている訳でもありません。
魂は、あなたへメッセージを送っているにすぎません。「自分らしく生きようよ」「あなたの使命は○○だよ、気付いて。思い出して!」「生きているうちに使命を遂行しないと、あとで後悔するよ」と伝えているだけです。
魂は、「あなたの人生の進む方向は、そっちではないよ」と導き、教えてくれています。しかし、あなたの気持ちが別の方向を向いていると、その導きは「阻止」のように感じてしまうのです。そして、「災難」、「不運」だと捉えてしまいます。
「悪いことばかりが起こる」とか、「呪われてるんじゃないか」とか、「憑りつかれているんじゃないか」など、悪いことばかりを想像するようになり、精神的に悪影響を及ぼしてしまいます。

例:進学
掲載しても差し支えのない事例を1つ紹介しますね。(プライバシーに配慮し本人を特定されないように脚色しています)
例えば、大学への進学について。弁護士を目指すある学生さんのお話です。
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学生さんは、目標を持ち、必死に勉強をしましたが、希望する大学に入学することはできずに仕方がなく、別の大学に進学することになりました。
弁護士になる夢を諦めたわけではなかったのですが、なんだか嫌気がさしてきたので、気分転換に音楽サークルに入ったのです。しかし、適当な気分で、気楽に入った「だけ」のサークルが、とても楽しくて、勉学がおろそかになり始めました。
すると、急に焦りが心を占領し始めたのです。『このままじゃいけない。僕には時間がないんだ』不安感が襲ってからというもの、サークル活動をしていても、無駄な時間を過ごしているようで、心から楽しめません。
そこで、サークルは辞めて、勉学に専念することにしました。なのに・・・・
勉学に勤しむ時間は十分にあるのに、まったく集中して学べなくなってしまったのです。それはなぜか・・・
音楽のことばかり考えてしまうから。思い通りにいかない・・・
こんなはずじゃなかった。ツイてない。などと、焦りと後悔は募るばかりです。その後、心が不安定になり、さらに落ち込んでしまい、何も手につかなくなってしまったのです。
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その後、この学生さんは、「どうせ勉強に手がつかないなら、その間だけでも好きな音楽をやろう!」と開き直り、サークルに戻りました。そして、仲間とバンドを組んで音楽活動を続けました。そうこうしているうちに…、なんと、メジャーデビューをすることとなってしまったのです。
人生という波に乗り、流れに身を任せてみたら、アーテイストとして大成功を収めていたのです。
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人生、このようなことはよく起こることです。苦しくて、苦しくて、地獄のような日々に感じていても、それは、生き方を少し間違えてしまっているから。
人生の軌道修正がうまくいくと、面白いように人生が好転していくものです。
この学生さんは、音楽を通して、「人々を苦しみから癒し、未来を明るく灯す」という役割、使命を持って生まれていたのです。あのまま、弁護士になろうと努力しても、弁護士になることはなかったでしょう。
仮に、努力をし続けて弁護士資格を取得しても、弁護士という職業に苦しみを感じ、我慢と忍耐の辛い人生となったことでしょう。

苦しみはどこから?
もし、現在あなたが辛い思いをしているならば、あなたが、あなた自身を封印してしまっているからかもしれません。
あなたには、「あなたの生きる道」があります。あなたは、自分らしく生きていますか?嫌なときや、不可能な出来事に対して「嫌です」「無理です」と言うことができていますか?
周りの立場や雰囲気ばかりを大切にして、あなたは我慢ばかりしてはいませんか?一生懸命頑張っている人ほど、辛くて苦しい思いを抱きやすいものです。思いやりのある、優しい人ほど、重たい荷物を背負わされます。
あなたが辛いのは、自業自得ではありません。魂の責任でもありません。あなたが辛いのは、あなたの内側に存在している
「魂からのメッセージ」が現れているからにすぎません。あなたの生き方と、魂の使命にギャップがあるからなのです。

魂からのメッセージ
魂からのメッセージは、「あなた」という肉体に伝達され、そのメッセージを脳で解釈することにより、感情が生まれます。
魂のメッセージは、そのほとんどが「生き方の軌道修正」のメッセージです。あなたがこの世界に生まれてきたことには、理由があります。あなたは、「使命を遂行するため」に、この世界に生まれてきたのです。そして、その使命を遂行するために、あの世と呼ばれている「魂の世界」から様々な導きが施されているのです。
その一つが、生き方の軌道修正のメッセージです。「その選択じゃないよ、こっちの選択肢だよ」と、伝えるための出来事が起こっているのです。
そのメッセージを聞いたあなたが、「どのような解釈」をして、「どのように感じる」のか。苦しみはそこから生じています。
魂からのメッセージをどのように解釈するのか
魂からのメッセージは、あなたに生きる方向性を示してくれます。「生き方の軌道修正をしたほうがいいよ」とか、「今、行動は控えるとき」とか、「今、進むべき!」などの導きが起こります。
魂はあなたの内部に必ず存在していて、あなたが生きる、命のエネルギーにもなっています。その内部に存在する「魂」や、
あの世と言われている「魂の世界」から、「その選択じゃないよ、こっちの選択肢だよ」とメッセージが送られたとき、「そうか!」と素直に受け入れることができる場合と、「そんなことはない!」と否定する場合とが出てきます。
素直に受け入れた場合
目の前に現れた出来事を「導き」として素直に受け入れ、軌道修正をしていくと、人生は、落ち着きを取り戻し、苦痛が消えていきます。
それは、あなたの内側に存在する魂が喜び、幸せを感じるからです。ただし、「素直に受け入れる」際の注意点があります。「目の前に現れた出来事」のすべてが魂からのメッセージではないということを心得てください。
「悪意のある人から受ける行為」や「目の前に利益をぶら下げられているような誘惑」などは、魂のメッセージではありません。魂のメッセージや導きではないものを「素直に受け入れて」しまうと、トラブルに巻き込まれたり、苦しみが増したりする原因となります。
肉の目で見ると、欲に翻弄されてしまうので、「魂の心で感じる」ように心がけてくださいね。

素直に受け入れることができない場合
たいていの場合、魂のメッセージや導きが起こっても、素直に受け入れることができません。なぜなら、この世界は「物質世界」で、モノに頼らないと生きて行くことができないからです。
魂の世界からのメッセージや導きは、地球で生きていくための常識と照らし合わせると、それ自体が、突拍子もないと思えるような出来事だったり内容だったりします。ですから、その内容自体を「自らの甘えが生んだ夢」や「都合の良い妄想」だと思い込み、否定して、導きを打ち消してしまうのです。そして、あなたは軌道修正ができないまま、別の人生を歩み続けます。魂は、あなたが軌道修正を行なうその時まで、あきらめずに何度もメッセージを送り続けます。
この魂の導きやメッセージこそが、目に見えない大きな力です。
そして、この導きが現れているときには、「なんだかわからない大きな力に流されている」ように感じるのです。いつまでたっても、素直に受け入れることができず、頑張り続けてしまうと、ますます辛さが増していきます。
それにしても辛すぎる。どうすればよいの?
魂のメッセージや導きを素直に受け入れて、生き方の軌道修正ができれば、辛さは消えていきます。しかし、人生に行き詰まりを感じ、苦しんでいるときには、なかなか考え方を変えることができません。怖くて勇気が出ないのです。苦しくて、つらくて、どうにもならない気持ちを納得させることはとても難しいことです。そして、魂のメッセージや導きを受け入れることができずに、肉体的思考のみで苦しみの解決方法を考え続けます。
「せめて、アレがあったら…」「せめて、コレだけでもあれば乗り切れるんだけど。。。」と、いくつもの解決方法を見出してみますが、その大切な「必要なもの」さえ手に入れることができません。まるで「運命にいたずらをされている」ように感じてしまいます。不思議なほど、何もかもうまくいきません。
このような時は、全ての思考を「肉体的思考」で考えている時です。ですから、今の苦しみを受け入れて「肉体的思考」の気持ちを整理してみることをお勧めします。方法としては、「表現する」ということです。
表現する
魂からの導きを素直に受け入れることができず、どうしても心に湧きあがった気持ちを否定したり、打ち消したりしてしまう場合には、「表現する」という方法を用いてください。それにより、「肉体的思考」が整理され、魂の声が届きやすくなります。
あなたの目の前で起こっていること、あなたが感じていること、あなたが努力していること、あなたが耐えていること、どのようなことでも、あなたが感じている苦しみを言葉で表現してください。
できれば、「愚痴」という表現方法よりも、淡々と出来事や気持ちを表現する方法をお勧めしますが、表現を始めたばかりのころは、どうしても、愚痴ばかりが出てくるものです。
愚痴を我慢すると、表現に滞りが生じ、魂の抑圧も生じてしまうので、愚痴も飾らずに表現してしまいましょう。ただし、愚痴で終わりにしてはいけません。愚痴が出尽くしたなぁと思ったら、次は、あなたの目の前で起こっていることや感じていることなど、あなたの心の内部の表現を始めましょう。
愚痴は「言って終わり」です。「言葉で表現すること」は、気持ちや考え方を整理することができ、また、表現をすることにより、理解や共感、助けがが得られたり、行動につながったりするので、人生が再び動き始めるのです。

表現方法
言葉で表現する方法ですが、できれば、紙に書いたり、ワープロで打ち込んだりしてみましょう。ドライブレコーダーなどで録音するのもよいのですが、その後、内容の確認をするときなどに、ひと手間を要することが多く実用的ではありません。紙ベースで書き込むことをお勧めします。
心に在ることを、どんどん書いていきましょう。書くのが苦手な人は、ドライブレコーダーでも大丈夫です。
大きな力の正体
いろいろと表現していくと、大きな力の正体が姿を現します。大きな力の正体は怖いものではなく、魂からのメッセージです。あなたが生まれてきた意味や目的などが分かり始めてくるかもしれません。表現することで知ることができる、その「魂からのメッセージ」を否定することなく、素直に受け入れてみましょう。
魂は、あなたの内部に宿り、あなたのために最善を示します。
あなたらしい生き方を
あなたは、使命をもって地球に生まれてきました。生きる目的を見失い、そのまま我慢して、耐えるだけの人生を望みますか?それとも、あなたらしく、充実した楽しくて幸せな人生を送りたいですか?あなたを表現してください。そして、あなたの好きなこと、希望を思い出してください。
好きなこと、希望を思い出すと、そこから、「してみたいこと」が心から湧き上がってくるはずです。
「してみたいこと」に気が付いたら、それが魂の導きかもしれません。行動に移してみましょう。
人は必ず死を迎えます。人生の最期、死を意識したときに「○○すればよかった」と、後悔しないように生きる
とあなた自身が決めてください。あなたの「好き」に素直になってください。あなたは苦しむために生きているのではありません。
共に生きましょう。
