【34魂の世界の物語】<死後の世界>生前の記憶の癒し-心残りの解消-

心残りの解消

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未消化な記憶を再現し
1つ1つ解消します。

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肉体の死後、
肉体的意識と個魂は、
眠りにつき、
中間の世界で目覚めました。

この世界で、
肉体的意識の記憶と感情を整理します。

一度目の目覚め

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42.心残り、未練や後悔の解消

中間の世界で目覚めた
肉体的意識と個魂は、
中間の世界で暮らし始めます。

生前の「記憶」が目の前に映し出され、
現実のような世界を創り出しています。

記憶の中に
「心残り」や
「後悔」などの気持ちがあると、
それらの気持ちがそのまま目の前に現れるので

このような、
未消化な「記憶」を中間の世界で解消していくのです。

最初の混乱を解消する

死後、
中間の世界で初めて目覚めたとき、
不安や混乱を生じてしまう「肉体的意識」がいます。

死を受け入れられない

このような場合には、
はじめに、
「大魂のシステム」や
「中魂」からの癒しを受けて
落ち着きを取り戻すための導きが施されます。

中魂は
「肉体的意識」が混乱している理由を読み取り、
安心するために最善な方法を施します。

魂の世界からの癒し

そして、
肉体的意識が落ち着きを取り戻すと、
「肉体的意識」と「個魂」は
地球での「記憶」に思いを馳せるようになります。

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地球での「記憶」に想いを馳せる

「肉体的意識」と「個魂」は、
地球での「記憶」に想いを馳せます。

懐かしさ、
感謝、
後悔、
心残り、
心配、
怒りなど、
様々な出来事を思い出し、
同時に様々な感情を抱きます。

まるで、
地球での生活を
もう一度、
この中間の世界で再現し、
追体験しているようです。

心残り、未練や後悔の現れ

記憶から湧き起こる「感情」に意識を向けると、
見える世界が一変します。

地球での「感情」は
心の中に存在しましたが、
中間の世界では、
心の中ではなく、
目の前に現れるのです。

心の二つのシステム

そこで、
「肉体的意識」と「個魂」は、
目の前で変化した景色のまま、
湧き起こる感情を抱えて、
過ごし始めます。

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例:大切な人との別れ

地球で生き、
そして、
死を迎えることは、
すべての人に訪れる出来事です。

家族や愛する人を遺して
「死」を迎えた場合、
遺してきた遺族を心配したり、
別れの寂しさに嘆き悲しんだりするものです。

大切な人との別れは、
双方にとって
寂しく、つらい出来事です。

「二度と会えない」と思うと、
悲しさはますます倍増していきます。

もっと一緒にいたかったという気持ち

大切な人との別れを惜しみ、
「離れたくない」
「もっと一緒に居たい」と
強く嘆き悲しんでるような場合、
大切な人との生活が目の前に映し出されます。

大切な人は、すぐそこにいます。

そして、
いつも通りの生活を送るのです。

しかし、
ここは「中間の世界」です。

大切な人と、
実際に一緒に暮らしているわけではありません。

時間を共有しているわけでもありませんが、
大切な人のぬくもりや
優しさ、
笑顔を感じながら暮らすことにより、
心が癒されていきます。

そして、
あるとき、ふと、
地球での暮らしと
「何かが違う」ことに気づくのです。

心が通じ合うとき

大切な人は地球で生きています。

「地球」と
「中間の世界」は
次元や周波数が異なるため、
どれだけ想い合っていても、
互いの世界を行き来することはできません。

しかし、
大切な人の「気持ち」と
「肉体的意識」の
悲しみの周波数が同じになることがあります。

悲しみだけではありません。

大切に想う気持ちや、
心配の気持ちなど、
感情の周波数が同じになると、
互いの「同じ周波数エネルギー」が共鳴し合い、
その共鳴を通して、
「心」がつながることがあるのです。

そのような時に
ひと時の時間、
大切な人とつながり、
メッセージの送受信が可能になります。

地球にいる大切な人は、
故人の「声」が聞こえたり、
故人の「におい」を感じたりします。
また、
故人に「触れられた」ように感じることもあります。

一方、
中間の世界では、
大切な人がそのまま映し出され、
共鳴した気持ちが表現されます。

お互いに、
大切な人を感じることができ、
互いが癒されていくのです。

大切な人を想い、別れを決心する

地球に遺してきた
「大切な人」とつながることによって、
幸せを感じ、安堵する
「肉体的意識」と「個魂」ですが、
次第に
大切な人の
「地球での人生」を想うようになります。

大切な人の人生を尊重しよう。
『人生を停滞させてはいけない…』

大切な人が、
自分の人生を歩むことができるように応援しよう・・・。
『生きるの邪魔をしないために…』

これから先、
大切な人を

守ることも助けることもできない・・・。
『一緒に過ごすことは不可能だから…』

そして、
個魂は、
大切な人との「お別れ」を決心をするのです。

心残りの解消

大切な人との別れを決心した
「肉体的意識」と「個魂」は、
最後に、
大魂の導きにより、
大切な人へ別れのメッセージを送ります。

大切な人が、
地球で、
幸せな人生を送ることができるように。。。

大切な人に、
「愛しています」と気持ちを伝えるために。。。

感謝の心を込めて
「ありがとう」と伝えるために。。。

そして、
「さようなら」を伝えるために。。。

お互いが、
次の一歩を歩み始めることができるように、
「ありがとう」と感謝を伝え、
地球と、中間の世界にて
それぞれの道を歩み始めるのです。

大切な人との別れを通して、
心残りが解消されると、
付随する「記憶」も整理されます。

その結果、
大切な人との「心残り」の感情は、解消されるのです。

大切な人への未練はもうありません。

次の「心残り」の解消へ

心残りのひとつが解消されると、
また、
新たに「感情」が湧き上がってきます。

新たな感情が湧き上がると同時に、
見える世界が一変します。

そして、
場面が変わり、
湧き出た「感情」を抱えたまま、
新たに映し出された世界での暮らしが始まるのです。

このようにして、
心残りの「記憶」は、一つ一つ解消されていきます。

心残りの「記憶」は、多種多様です。

様々な「記憶」があるので、
具体的な心残りの解消を挙げることができませんが、
次回から、いくつかの具体例を挙げてお話しします。

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次回、第35話は
<死後の世界>懺悔と赦し-罪と罰と地獄世界-』のお話です。

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